今月の風景 |
2010年11月
〜高ボッチのさらに先、快晴の日に登ってみたい山〜
とっておきの秋晴れの日、北アルプスと対峙する好展望地、鉢伏山に登山してきました。
★高ボッチ山★
買い物ついでにアルトで高ボッチ山を訪問してみました。
穂高から白馬まで北アルプスがよく見えています。
グーグルマップ高ボッチ山(新しいウインドウで開きます)
カメラを左にパンして、乗鞍岳
穂高岳から常念岳のアップです。
さらに穂高岳をアップ
ちなみに穂高岳は北穂、西穂、奥穂etc穂高連峰の総称です
穂高連峰の最高峰が奥穂高岳で、北ア標高NO1となります。
(文中、穂高岳、穂高連峰、奥穂高岳を混用していますが、これは特定の言葉でないと検索出来ないのを避ける為です)
高ボッチまで来たら、やっぱり山頂に登りたいです。
登るといっても徒歩5分程度、写真のように遊歩道はなだらかでラクチン。
山を眺めながら歩いていると、いつの間にかついてしまいます。
山頂まで来ると東側も視界が開けます。
お手軽なので未訪問の方は是非一度山頂まで。
★鉢伏山★
高ボッチ山でも十分景色は綺麗なんですが、
今日は快晴!宿も冬季休業中です。
時間が掛かるので気軽には行き難い、鉢伏山山頂を目指してみることにしました。
高ボッチからさらに北へ尾根筋を進んでいきます。
舗装路ですが道はかなり狭いです。ほぼ1.2車線ほどの急坂ヘアピンが続きます。
大型バイクは要注意です。初心者の方は少し練習してからの方がいいでしょう。
終点は有料駐車場になっています。
実は有料なのでいつも高ボッチ止まりなのですが、
今日みたいな快晴なら払う価値ありです。
グーグルマップ鉢伏山(新しいウインドウで開きます)
鉢伏山山頂15分、前鉢伏山10分とあります
(ゆっくり歩くと、もう少しかかります)。
どちらの景色が良いのでしょうか?
まずは前鉢伏山に向かってみることにしました。
ほぼフラットで道程は楽です。
(最初はダート林道ですが、私有地車両進入禁止表示があり歩行者でないと入れません)
15分ほどで前鉢伏山に到着。少々木が邪魔ですが、いい景色です。
ただ折角駐車料を払っていることを考えると、やはり鉢伏山本体に登りたいところだと思います。
・・・・・
続いて鉢伏山山頂を目指します。
登山道ですがかなりキツイ!看板には15分とありましたが、
かなりキツイ15分です。途中の展望台に寄り道したりして実時間は20分。
感覚的には30分位かかった気がしました。体力的には0.8高見石位かな。
鉢伏山登山道途中から振り返った景色。視界が開けて、いい雰囲気です。
山頂到着!標高1928m、素晴らしい景色です。
なんというか空中庭園って感じがしますね。
ちょっと一分程南に下ったところに展望台があるようです。行ってみましょう。
なんか、凄い建物キタ。今日は穏やかな天気ですが、吹きっさらしですから、
悪天候時は厳しい条件なんでしょうね。避難小屋としての役割もあるのでしょう。
展望台からの眺め。右側に先ほど訪問した前鉢伏山が見えます。
標高が高い分、こちらの方が視界が良いです。
逆光ですが南アルプス、中央アルプス、御嶽山。
東側は視界が制限されますが、富士山、八ヶ岳の半分位までは見えます。
360度の視界という点では三峰山が貴重だというのが分かります。
実はあのボロっとした展望台に登っても登らなくても景色は変わりありません。十分いいです。
高ボッチより足元の視界が開けて、街並みがよく見える分、爽快です
脚で歩いて登ったご褒美ですね。
対する高ボッチは楽に登れるのがメリットということになりそうです。
穂高連峰〜大切戸〜槍〜常念岳〜大天井岳
乗鞍岳
北アルプスを眺めつつ下っていきます。
訪問日11月7日
鉢伏山登山案内 R20塩尻峠から高ボッチまでだと往復1時間程度ですが、鉢伏山までは往復3時間位見たほうがいいと思います。せっかく登ったなら少しゆっくりしたいでしょうし、快晴で時間に余裕が有るときに限り、狙いたい場所だと思います。 装備はハイキング程度でOKで運動靴でも歩けますが、石がゴロゴロしているので出来ればトレッキングシューズ推奨です。飲み物と夏は帽子を忘れずに。 なお歩きたくないという人は高ボッチ山でも十分絶景を見ることが出来ます。 シーズンは五月晴れの頃、夏の快晴の日、秋晴れの頃が良いのではないでしょうか。 基本的に高ボッチ山や鉢伏山は快晴の日限定です。遠景狙いなので雲が多い時は登ってもガッカリすることになると思います。近くまで行って雲が多そうだったらビーナスラインを走ったり安曇野観光に切り替えたりして、また次回狙うみたいな、そんな感じで気長に何年かかけて狙ってみて頂ければと思います。私も5年くらい狙ってましたし。 |
高ボッチ・鉢伏山位置図 |
鉢伏山簡易登山地図 |
出典:「電子国土」 URL
http://cyberjapan.jp/ (国土地理院サイト内のこの記述に基づき地図掲載しています。なお地図中の書き込みは電子国土の機能を使用して電子国土内でのみ行っています(ローカルでの改変は認められていない←データーは電子国土側に残って手元に来ないのでチョット不便ではある)) 地図に対して高い精度を必要とする使い方や、地図の配布自体を目的とするような使い方でなければ、どうぞお使いくださいという趣旨になっています。 A:電子国土の地図画像を加工せずにそのままの形で使う場合 電子国土の地図画像に何か追加の記載等の加工をせずに、そのままの形で地図画像をお使いいただく分には、後述するような電子国土からの出典ということを明記した上で、少量の地図画像を書籍、冊子、報告書、リーフレット等に掲載したり、Webサイトでお使いになられることは可能です。 |
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