ハイキングレポート 蓼科山登山〜蓼科山に登山してみました〜 訪問日:2012年7月下旬 掲載日:2012年9月9日 |
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プロローグ | |
蓼科山山頂から ・・・・・ 7月最後の火曜日(定休日)、あまりにも快晴だったのですが、 |
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車山登山 | |
今回のルートマップです。ウチから直接歩いて登るという手もあるのですが、出来るだけ楽をしたいwので、車で蓼科山7合目まで行くことにしました。
7合目の標高は約1900m、蓼科山の標高2530m、標高差630m、所要登り2時間半、下り2時間程度の予定。 |
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7合目付近には60台分位の無料駐車場があります。車を置いてスタート。 | |
最初は美しい森の中を歩く散策路。 | |
次第に急勾配になっていきます。ここは大雨の時は川になりそう・・・。お手軽登山道といえど、雨の日に歩いたら危なそうです。 | |
やはり・・・7月の土砂崩れがあった大雨の後なので、出水してなぎ倒された?木が散乱していました。 | |
1時間15分歩いて一つ目の山小屋に着きました。標高は2350メートル、既にお疲れ度は3高見石位に達しています。シンドイ・・・。 やはりお手軽ハイキングコースとは訳が違います。 |
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山小屋から望む山頂は穏やかに見えたのですが・・・ | |
え? | |
これを登るんですか・・・ | |
お手軽登山ルートにしては結構な急勾配です。でも見た目よりは足場が沢山あって、鎖に頼る必要も殆ど無く、意外に登り易かったです。ただ、この急勾配区間が意外に長い・・・。 | |
次第に視界が開けてきました。景色が良いと疲れが吹っ飛びますね! |
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とはいえ、下りが怖そう。これちゃんと下れるのだろうか?という疑念が頭をよぎります。がここまで来て考えても仕方ないので、上を向いてGO! | |
昨年登った双子山が遥か下に見えます。さすが2530m!高所感が凄いです。 | |
八ヶ岳や南アルプスも見えてきました。先ほどまで疲れたー帰ろうかwwwと思っていたのですが、俄然テンションが上がって来ました! | |
いよいよ山頂です。 | |
おおっ!スゲー。山頂到着です。絶景ですね。 火口原は広い岩野原となっていました。 では景色を眺めながら山頂を一周してみましょう。 八ヶ岳 南アルプス〜茅野市街地〜中央アルプス 中央アルプス〜御嶽山〜乗鞍岳 車山の中腹をビーナスラインが這うように走っています。 穂高岳のアップ。 一周してきました。 八ヶ岳のアップ。中央が主峰赤岳。下の方には北八ヶ岳ロープウェイのロープが見えます。 |
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蓼科山頂ヒュッテ。 | |
さて、下りです。 下りは怖いかと思っていたのですが、実際には怖くはなかったです。恐らく岩が風化せず、しっかりしていたからだと思います。同じような傾斜ながら岩がボロボロ崩れてくる岩木山の方が10倍位怖かったです。 |
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ただやはり長い。高見石や北横岳といったお手軽ハイキングコースだと下りはあっという間ですが、こちらは歩けど歩けど駐車場に着かない感じがしました。登山初心者の方はそれなりの装備と心積もりで登られた方がいいと思います。 | |
・・・・・ 蓼科山は恐らく2500メートル級としては一番楽に登れる山ではないかと思います。それでいて登山道も景色も変化に富んでいて、晴れれば360度の絶景を眺めることが出来ます。実はお気楽さと山の醍醐味を兼ね備えた優れものの山と言えるかも。 所要時間は登りが速い人で1時間半弱、普通で2時間、ゆっくりゆっくり歩いて2時間半位になるかと思います。下りは1時間半位でしょう。お疲れ度は5高見石位かな。 (速い人は1時間掛からず降りそうですが、そういう歩き方すると膝を痛める可能性が高くなります。よっぽど鍛えている人以外は、ゆっくり、歩幅も小さくして歩くのが故障を防ぎ、疲労を抑える意味でオススメです。そういう歩き方をすると翌日も筋肉痛になり難いです。(ちなみに今回は翌日以降も筋肉痛ゼロでした。まあ蓼科温泉の効能もありますが。)) 但しお気楽といってもツーリングのついでに寄り道するには少しハード過ぎると思います。 飲料も沢山持って行かないといけませんし、
ツーリングのついでだったら双子山や三峰山や八子ヶ峰といった辺りの方がいいでしょう(スニーカーでも何とか)。もう少し楽して本格登山気分を味わいたいなら北横岳の方がいいでしょう(トレッキングシューズ履いて水さえ有れば何とか)。蓼科山は装備を揃えて本格的な登山を始めようという方の為の入門の山としてお薦めです。 |
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