ツーリングレポート

くびき野パノラマ街道+東頸城広域農道

〜上越の奥地へ!久々の関川流域広域農道+東頸城広域農道訪問〜

訪問日:2014年6月上旬  掲載日:2014年6月8日

プロローグ

久々に上越の関川流域広域農道+東頸城広域農道を訪れたらパワーアップしていました。

手抜きですみませんが、過去レポで作った地図に書き加えてみました。

くびき野パノラマ街道(ツーリングマップルでは関川流域広域農道と記載)+東頸城広域農道

長野県飯山市からR292で峠越えして新潟県妙高市に入り、
さらに県道455号線に入りました。上越の知られざる奥地へ!

暫く進むと、道が二手に分かれます。県道を直進してもいいのですが、マニアックな道を通りたければここは右折です。(マップル上では白い道となっていますが)小局・深山の里(仏ヶ峰霊泉)方面に進みます。

集落を縫って数分走ると道はコンクリート道路へと変わります。
昔訪れた時より良くなっている様子で、
ちょっと急勾配ですが、さほど走り難い道ではありません。

数分走ると、左手に二車線の舗装路が姿を現します。


実は2006年に訪問した時は、広域農道入口に案内看板が有ったのですが、
何故か撤去されていました。何があったんだろう?
 (Google Maps

後ろを振り返ると、妙高山がそびえていました。
この日は霞んでしまっていましたが、快晴なら凄い景色だったはず。
来年は是非快晴の日にリベンジしてみたいと思います。

さて、走り出しましょう。最初は2車線ですが、すぐに道は狭くなってしまいます。

人の気配は皆無。

よく見ると、昔は棚田が広がっていた様子。ほとんど放棄されてしまったようですが、棚田では機械も入れ難いでしょうし、冬の積雪は数メートル行くでしょうから、仕方ないのかもしれません。

最初の集落へと降りてきて県道455と交差します。ここからは道も良くなって広域農道らしくなります。再び高度を上げて、ごきげんな峠越えへ。

快走して、再び麓へと降りていきます。

少し大きめの里に降りてきました。えしんの里ということで村おこしをやっている模様。
道の方も「くびき野パノラマ街道」の名付けられて、村おこしに一役買っているようです。
それにしても美しい風景です。

さらに結構な距離のワインディングロードを走りきり、パノラマ街道の東の終点までやってきました。
入口には看板が出てるので、逆ルートを辿るのも容易そうです。
Google Maps

とりあえず県道184まで降りて登り返し、東頸城広域農道へ。役場の隣に広域農道入口があります。
Google Maps

東頸城広域農道の方は看板の整備がイマイチ。マップルでルートを確認しながら進む必要があります。
特に分かり難いのがこの交差点。左のほうが広域農道っぽい雰囲気がありますが、正解は右です。

美しい風景ですが、原野をよく見ると棚田の跡が・・・。
自然に還りつつある耕作放棄地と、真新しい広域農道。
皮肉な組み合わせです。

農道といえども、結構な山岳スカイラインの様相で走り応えたっぷり。
但し道端で農作業している方もいらっしゃるので、速度は控えめに。
コーナーの先に人や車が居ても大丈夫な速度で走りましょう。

再び高度を上げて行きます。
意外な程、高低差のある土地です。
だからこそ棚田だらけなのですが。

美しく整備された棚田が眼下に!

ワインディングで高度を下げ、R253に突き当たって広域農道は終了です。
国道側にも広域農道の看板があるので、逆ルートを辿るのも容易でしょう。
Google Maps

松代の星峠の棚田

上越の奥地は棚田だらけですが、特にまつだいは棚田の維持に力を入れているようです。
機械も入れ難いでしょうに、よく維持してるなぁと感嘆しました。
菖蒲高原から関田山脈の野々海峠へトライするも・・・。

北上して菖蒲高原を訪ねてみました。なかなかいい景色です。

菖蒲高原から登って行くと、野々海峠を越えて長野県に出ることが出来ます。とはいえ関田山脈は日本有数の豪雪地です。まだ無理だろうと思っていたのですが、注意深く観察しても冬季通行止めの看板は一切出てきません。もしかして通れるのかも!?と少し希望を持ち始めたのですが・・・

やはり積雪に阻まれました。しかし通行止め看板無しとは。

一旦菖蒲高原まで戻って、大巌寺高原に通じる舗装林道を走ってみることにしました。
これが結構悪くない道でした。寂しい道が好きな方は是非。

やはり野々海池に通じる深山峠が見えてきましたが・・・

はい、どう見ても通り抜けることは出来ませんね。
6月なのに関田山脈恐るべし。仕方ないので、国道253で帰ることにしました。
(参考:過去の野々海池・野々海峠・深山峠訪問レポ

という訳で、あまり知られていませんが、実は結構な快走路である上越の広域農道の紹介でした。沿線の「えしんの里」にはレストハウスもありますし(当日は定休日でしたが)、沢山の美しい棚田や妙高山の風景を眺めることが出来ます。何より交通量が極端に少ないので、(ブラインドコーナー以外なら)気軽にバイクを停めて風景撮影出来たりも可能です。

今回は霞んで写らなかったのですが、棚田のバックに妙高山がバーンと聳える風景を写すこともできます。カメラ片手にのんびり走ってみると、よいのではないでしょうか。

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