ミニレポート

2015〜16冬のドライブ:房総・箱根・伊豆・静岡・山梨

掲載日:2016年12月29日

房総ドライブ 

 〜笠森観音、養老のトンネル群、おせんころがし、富津の素掘りトンネル〜

2016年は同人誌カタログ4用の撮影したいということもあって、関東周辺を重点的に回りました。

最初は房総ドライブでスタート。川崎からアクアラインで房総に渡り、木更津北ICを降りてR409で笠森観音へ向かいます。
(R409の代わりに木更津東ICで降りて県道168〜高滝湖〜県道171というのも悪くないです。)

ちなみにR409は房総半島北部を横断する、まあまあな半ローカル国道です。市街地も走り、交通量もそこそこありますが、それなりに峠もあって、房総なりに変化のある道と言っていいでしょう。

ぶっちゃけ房総全体は(鋸山を除くと)地味なので、例えば関西とか他地方から来る程の所ではないかと思いますが、関東民にとっては冬でも走れるという意味で有意義なエリアです。
(但し朝晩冷え込むと凍結あり、1月2月の厳寒期は避けた方が無難でしょう。)
(鋸山に関しては日本有数の景勝地だと思います。あのド迫力の断崖絶壁は必見でしょう。過去レポ

脱線しましたが、ではドライブの続きを。

常緑樹に囲まれた参道がいい感じでした。冬でも緑ですからね。暖かい房総ならでは。

尾根筋を回る遊歩道が適度で気持ちよく、一周30分ほど。
冬に森の中を歩いて散策したい!という方にはお勧めの場所です。
逆に歩きたくないという方は行かない方がいいでしょう。

場所はこちら。駐車場は無料です。https://goo.gl/maps/1Q4KxTrXQpG2

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県道81で小湊鉄道沿いに南下し、脇道に逸れて素掘りのトンネル群を訪ねました。

1〜1.2車線で狭い道が好きな人向きの道です。
ミニバンだと途中でつっかえて動けなくなりそう。
重量級バイクも避けたほうが無難かもしれません(対向車が来た時にすれ違えない)。

有名サイト「山さいかねが」HPでみた養老渓谷の二段トンネル。ここは気軽にいけます。
https://goo.gl/maps/BCGfWYuo8xS2

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通ったこと無かったので県道81に突っ込んでみましたが狭い!。
ちなみに、この辺りの内陸から海に向かう道だと県道177が道幅広く、交通量も少なめな快適ワインディングでお勧めです。

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やはり「山いが」で知ったおせんころがし。房総では一番海岸風景の良い道かと。

場所はこのあたり。https://goo.gl/maps/cdjC341Y2i12
但し、東側R128交差点の見通しが非常に悪く危険です。
西側誕生寺側から出入りした方が安全でしょう。

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県道89で西海岸へ。県道89は房総でも適度に変化があって、ツーリングに適した道だと思います。

富津市竹岡の灯籠坂大師の素掘りトンネル。美しくも凄い造形。
日本一美しく、迫力あるトンネルだと思いました。

入口はこちら。国道127からちょこっと入ったところにあります。
グーグルマップhttps://goo.gl/maps/d5Mtbt73eV62

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マザー牧場、鹿野山に寄り道。マザー牧場(有料)は休日は親子連れで混雑しますが、周辺からの眺めが良好、スカイツリーまで見えました。

県道93号線沿いにある九十九谷公園が整備されて綺麗になっていました。
房総の山並みが見渡せて、いいところです。https://goo.gl/maps/JjxnvdLbXAG2

その後はアクアラインで帰りました。

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箱根ドライブ

箱根駒ヶ岳へロープウェイで

1月下旬、実家往復の途中に箱根に寄って箱根駒ヶ岳登頂を目指してみました。
軟弱なのでロープウェイ利用です。

始発でもないのに駐車場には自分の車だけ。夏は大混雑する場所ですが。

ロープウェイから。独特のパノラマ感が素敵。

箱根山戦争も昔の話で、現在の箱根はほぼ小田急が覇権を握っている訳ですが、本丸?の箱根駒ケ岳だけは西武(プリンス)が押さえています。でも山頂駅舎はボロボロで半分廃墟化。昔あったケーブルカーも廃止されてしまいましたし、バブル以降の西武系観光事業の苦境が現れているかのよう?。稼働中でお客さんも多いのに、ちょっと異様な光景です。

山頂周辺には散策コースが整備されています。
ていうか歩いているの私一人だけ。どうなってるんだ。

山頂に構える箱根神社元宮。ロープウェイ駅から徒歩10分ほど。

山頂から、素晴らしい眺めです。富士山の背後には南アルプス!

神社からロープウェイ駅。

ロープウェイ駅舎から。

登ってきた時は誰も居なかったのに、散策を終えて降りる頃にはドッと人が増えました。
ロープウェイは大混雑。ここは朝早めが良さそうです。

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芦ノ湖スカイラインの三国峠へ。

この日の芦ノ湖スカイライン〜箱根スカイラインは一部凍結していてバイクでは無理な状況でした。スタッドレス履いたアルトで良かった。箱根といえど1月から3月半ば位までは、こんな状況もあります。

富士見ヶ丘公園。箱根スカイラインの中間地点辺り、数台分程の駐車場から徒歩3分ほど登ると、小さな草原に出て視界が開けます。ここが箱根スカイラインで一番眺めの良い場所じゃないかと思います。場所はこちら。https://goo.gl/maps/nKXAQCgQyou

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御殿場に降りて北上し、富士見金太郎ライン・足柄峠へ。

箱根伊豆ドライブ

やはり実家との往復ついでに箱根の大観山に寄り道しました。
ターンパイクは有料ですが、大観山スカイラウンジは無料の県道(椿ライン)側からも入れます。

いつも混んでいる場所ですが、ターンパイクが積雪通行止だったので静か、誰も居ません。

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そのまま伊豆スカイラインへ。最初の料金所付近が積雪していたため、空いてました。

伊豆スカイラインへで一番展望良いと思う滝知山園地。
駐車場も広くていいです。グーグルマップ
伊豆スカはここだけ止まればいいかも。

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サイドチェンジして、西伊豆スカイライン〜仁科峠へ。
なお仁科峠から降りる道は県道410と県道59の二本です、県道410は数年前と比べてもだいぶ改良が進んでいました。県道59の方は改良のあてがない極狭路なので、410通るのがいいと思います。

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雲見の(少なくとも夏以外は無料の)駐車場に車を置いて、海岸を散策してみることにしました。
(海水浴シーズンは混むのと暑いと有料駐車場だらけになって高いので、海水浴するのでなければ避けたほうが無難でしょう。)

雲見海岸から川沿いを15分程歩いて遊歩道入口まで。そこから10分ほど歩いて先貫門のある海岸に出ました。https://goo.gl/maps/oyVBRq8p8X62

遊歩道の入口はこちらhttps://goo.gl/maps/aYPqRZgFoJ32。海岸付近から川沿いのヘンテコな歩道を歩いてこれます。歩く距離を減らしたければ国道のヘアピン手前のバス停付近旧道部分が広くなっていて(バスの邪魔にならない場所に)バイクなら少しの間停められそうですが、駐車場ではないので微妙なところ。なお夏は暑いので秋~春推奨。

逆光でしたが、冬なので誰もおらず、静かでいいところ。
一人っきりの贅沢な空間。

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堂ヶ島の象島に渡ってみました。トンボロという現象で、干潮時のみ島に渡ることが出来ます。潮が満ちてきたので急いで戻ります。

夕日がきれいでした。
駐車スペースはここにあります。https://goo.gl/maps/RC53Pn34Ziuここから徒歩10分程で海岸に出る事が出来ます。原チャリクラスなら海岸まで行けるかも。

なお堂ヶ島は西伊豆で一番の観光地で混みがちですので注意。ここ以外の場所に関して言えば、観光船による観光がメインになる場所だと思います。

静岡井川探訪ドライブ

川崎から蓼科に戻る途中、246を走っていたら富士山が見えたので、ちょっと外れてチェックメイトCC脇の道へ。お手軽で景色の良い道です。グーグルマップ。なお国道246〜チェックメイトCC間は2車線舗装ワインディングですが、西側の最明寺跡公園から南側に下る道は極狭舗装林道なのでUターンした方が無難です。

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薩埵峠に久々に行ってみました。由比側からのアプローチは集落内極狭路なので避けたほうが無難。西側の興津からの方がまだマシかと。知名度の割に道が狭いのが難点です。駐車場からビューポイントまでは徒歩数分です。
ちなみに狭路を厭わないのであれば近所の浜石岳の方が、景色はさらに凄いと思います

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リヴァウェル井川スキー場(夏は牧場)にやってきました。赤石岳が少し見えますが、雲が出てきて残念な結果に。静岡県内では恐らく一番南アルプスの眺めが良いところだと思います。スキー場営業シーズンは駐車場有料ですが、オフシーズンは無料です。

奥大井湖上駅。

馬路トンネルは今だに通行止でした。開通まであともう少しだと思います。

まだ集落内や茶畑を通る狭路が残りますが、R362もだいぶ改良が進んできました。比較的残念な道が多い(ほとんど?)な静岡近郊ですが、その中ではツーリング向きの道だと思います。(自分も静岡市に住んでいたことがあります)。

由比と野田山の中腹を結ぶ舗装農道が完成していました。短いですが、なかなかいい道です。国道1号はせわしないですし。

山梨・みやさか道とリニア風景

山梨通過途中、境川の坊ヶ峯展望台に寄り道してみました。アプローチの道も1.2車線と狭いですし、木も成長して展望は近くの八代ふるさと公園の方が上になってしまい、展望台としての存在意義は消滅した感があります。でも静かで寂れた感じも捨てがたいかも。

南アルプス農鳥岳~間ノ岳~北岳。
北岳が日本の山の標高NO2、間ノ岳が奥穂高岳と並んでNO3になります。
さすが3100mクラスは新緑の季節になっても残雪が多め。

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続いて、みやさか道(東八中央農免道路)で八代ふるさと公園へ。
ここは駐輪スペースが広くとられているのがいいですね。

古墳の上から南アルプスと甲府盆地を展望出来ます。広々として良い場所です。

 

八代ふるさと公園の東側に新しく、広い駐車場と展望台が出来ていました。
少し待ってみましたがリニアは通らず。

 

みやさか道。リニアと競争が出来ます?

 

谷を挟んで反対側にある花鳥山公園にも新しく展望台が出来ていました。
みやさか道から入れるようになっています。
タイミング悪く、残念ながらリニアは見れず。
場所はこちら。https://goo.gl/maps/eRJ9XuvjHpE2

みやさか道ですが、県道36(新道峠・トンネル方面)との交差点は完成済です。
その東側の花鳥山公園下に用地買収が難航しているのか?50メートル程工事中区間が残りますが、狭い路地ながら迂回可能。
国道137御坂みちまで(通行止の看板は出ているものの)上写真のように道は完成していて通行可能でした。
4月頃に走ると、残雪の南アルプスと桜や桃の花が楽しめて良いと思います。

・・・そんな感じで、2016年の春を迎えたのでした。

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