ツーリングレポート

御岳山絶景ツーリング

〜開田+王滝村の紅葉+御岳スカイラインはやっぱり凄かった!〜
 
訪問日:2007年10月31日  掲載日11月9日

紅葉深まる秋、開田村を訪れてみた。

蓼科からのルート。権兵衛トンネルで近くなったが、開田までは片道2時間半程。高速使うと2時間弱。道が曲がりくねっているので、御岳周辺は意外と時間が掛かる。

新地蔵峠と旧地蔵峠  
木曽福島から新地蔵トンネルを経由して、開田村へ入る。R361の現道は2車線快走路。
対するR361旧道は1.5車線の狭い道。ちょっと旧道に寄り道してみる。

・・・うわぁ、落ち葉だらけだよ。

VTRで恐る恐る走ること数分、

お目当ての地蔵峠展望台に到着。

絶景なり。ただ、R361九蔵峠からも迫力ある風景を眺められる事を考えると、わざわざ旧道を通ってここまで来なくても・・・という気はする。ちなみに午後は逆光なので、午前中限定だ。では、九蔵峠に向かおう。

木曽馬の里  
その前に木曽馬の里で遊んだり。
木曽馬の里は開田村のシンボル的施設。無料で木曽馬と触れ合えるのでお勧め。
R361 九蔵峠  
R361でさらに西へ。
少し狭い部分もある。暫く進むと・・・
パッと視界が開けた。九蔵峠展望台だ。R361の道端にあり、気軽に立ち寄れるのもいい。

凄い景色。今日はこの御嶽山に出来るだけ近づいてみようと思う。

やまゆり荘  
その前に、大型日帰り温泉施設のやまゆり荘を訪れてみた。
御岳を望む褐色の露天風呂が良かった。入浴料600円なり。営業時間9〜9時、火曜日定休。

ちなみに、車で3分程離れたところに開田高原キャンプ場がある(施設は古くて相当素朴)。キャンプツーリングにも便利そう。

開田〜三岳〜木曽  
旧開田村から旧三岳村を経て、王滝村へ向かう。

最近は御岳ブルーラインやパノラマラインを経由する事が多かったのだが、県道20号線を久しぶりに走ったらかなり改良が進んでいた。いい感じに快走。

沿線の紅葉がきれい。
王滝村へ  
いよいよ王滝村へと向かう。
沿道の紅葉が美しい。せっかく綺麗なのに、通る車も少なく、本当に勿体ない感じ。
王滝の集落を過ぎた所にあるのが、うしげの湯。いいお湯なのだが、今日は先を急ぐので素通り。ちょっと残念。
延々と続く森の中のワインディングロード。紅葉をかいくぐって走っていると、御嶽山が見えてきた。

木曽福島から王滝村まではカーブの連続で、長くて走り応えたっぷり。ツーリングするなら楽しい道のりだが、冬にここで生活するのはしんどそう。

途中から景色は一変。御岳スキー場の中を登っていく。

ちなみに元有料道路であり、現在は村道41号線となっている。11月中旬〜4月下旬まで冬季通行止め、というかスキー場になってしまう。

トリッキーなカーブの繰り返しが楽しい。
段々標高を上げて・・・

絶景ワインディングロードへ。凄い開放感である。

木曽駒のアップ。こんな景色なかなか見られるもんじゃない。すげー!

そして、田の原の駐車場に到着。

夏は登山者で大混雑するという千台規模の広大な駐車場だが、オフシーズンの為かガラ空き。

駐車場から眺める山頂が大迫力。

御嶽山7合目、標高2180メートル。空の色が濃いぜ!

しかし全然人が居ないぞ。勿体なさ過ぎ・・・。

左側に大崩落の起点が見える。84年の大地震による崩落は、多数の犠牲者を出した。大自然の驚異に背筋がゾクッとする。
帰りはジェットコースター。カーブが延々と続く。

それにしても車が少ない。交通量はビーナスラインの1/100以下かもしれない。街から遠すぎるとはいえ、名古屋からならビーナスよりも近い訳で、やはりネームバリューの差だろうか。まあ、それだけ快適に走れる訳だが。破綻しても困るし、みなさんも訪れて(お金を落として)みてはいかがだろうか。

木曽の山中に、取り残されたように存在する王滝村。冬になったら、この景色はどう変わるのだろう。ちょっと冒険だが、次はスキーに訪れてみたい。

★★★

おまけミニレポ R361旧道を行く

★★★

今月の風景 御岳へ!

今月の風景 御嶽山(冬の木曽馬の里)

残雪と新緑の御岳スカイライン

(参考リンク:王滝観光総合事務所 泊まったことないけど、記事にリンクして頂いている宿

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