12月始め、夏タイヤのカプチーノで雪国を訪れることが出来るタイムリミットが迫っていました。 雪の北アルプスを見たくなり、午前3時頃、夜の中央高速を西へ向かいました。
塩尻ICで降りて国道20号で塩尻峠を越えます。 峠の先はどんよりとした冬の雪国の雲に覆われていました。 ちょっと展望は望み薄だなあ。がっかりしながら、それでも2km程走り、 高ボッチ高原8kmの看板を目印に狭い路地へと入っていきます。 林の中の狭い道を登っていくと、冬季通行止めの看板が道を塞いでいました。 でも雪が降った形跡はなく、通行出来ない理由はありません。 看板の脇を抜けていくことにしました。 細い山道を20分ほど走ると、高ボッチ高原へ到着です。 日の出の時間にはちょっと間に合いませんでしたが、 朝焼けの中に富士山が姿を見せていました。 諏訪湖の湖面が金色に輝いてきれいです。 振り返ると、松本盆地と北アルプスが夜明けを迎えるところでした。 2枚の写真を見ると、フォッサマグナの走っている様子がよく分かりますね。 それはともかく、高ボッチ高原は、美ヶ原なんかに比べるとこぢんまりした高原で、 特にお勧めの観光地というわけでは無いのですが、 天気が良ければ、 ちょっとした裏山に登る感覚で、アルプスの大展望を楽しむことができる、 穴場的な存在です。 下の写真は夏の高ボッチ高原からの眺めです。
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