ミニレポート 訪問日:2005.11.3 掲載2005.11.9

只見の秋の風景
〜紅葉真っ盛りの沼沢湖と田子倉湖〜

11月3日に只見川沿いをアルト君でドライブしてきました。その時の紅葉の様子をミニレポート。


田子倉ダム下流

沼田〜金精峠〜日光〜会津田島〜金山町
深夜のR120を沼田から日光へ向かって走る。深夜の金精峠を越える車など居る筈も無く、例によって、誰にも遭わない。

アルトを道端に停めて頭上を見上げると、もう腰を抜かすほど凄まじい、降るような星空が広がっていた。

日光から南会津に向かい、駐車スペースにアルトを止めて仮眠をとった。

早朝、会津田島からR400で金山町へ向かった。R400は田島側は極狭路、金山町側は集落が延々と続き、あまりお勧め出来る道ではなかった。まあ、紅葉は素晴らしかったが。

なお新道工事中であり、峠部分のトンネルも完成している模様。

沼沢湖

R400から沼沢湖へ続く県道に入った。誰もいないワインディングを駆け上がっていく。
長さこそ短いが、沼沢湖への道はスキー場の脇を登る爽快な道だった。

峠を越えてカルデラ地形の底へと向かって下っていく。
カルデラの底部にあるのが沼沢湖だ。周囲は山に囲まれ、ひっそりと孤立している。湖岸には妖精美術館やキャンプ場がある。静かで紅葉がきれいなところだった。
只見川沿いの風景

湖を後にし、R252に出て、只見線と交錯しながら只見へと向かった。只見線が河の中を走っていくこの区間の風景が好きだ。
田子倉湖〜六十里越え
この日は田子倉ダムの近辺の紅葉がピークだったようだ。

田子倉湖のリアス式湖岸をトレースしながら、次第に高度を上げていく。

ゴツゴツした岩山が見えてきた。風景は非日常的な世界へと変わっていく。

交通量も僅かな国道に延々とスノーシェードが続く。

訪れたときも盛んに工事が行われていた。将来的にはR252を通年通行可能な道にする構想があるのかもしれない。もしそれが実現したら(この豪雪地帯ではまあ無理だと思うが・・・)、只見線は廃止かも?

六十里越トンネル手前から田子倉湖を展望。ゴツゴツした岩山の絶壁が見事なまでに赤く染まっていた。こんな形の紅葉は見たことがない。植生はどうなっているのだろう。
峠付近の紅葉はピークを過ぎていた。六十里越えトンネルを越えて、小出へと降りていく。
麓まで降りてきて振り返ると、山が赤く染まっていた。

11月3日時点で、紅葉のピークは田子倉ダムの辺りだったようです。六十里越の峠付近はおそらく10月下旬だったのではないかと思います。それにしても、田子倉湖の紅葉はきれいでした。ゴツゴツした岩肌と紅葉のコントラストも見事で、他では見ないような特徴ある風景を見ることが出来ました。お勧めです。

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