ミニレポート　訪問日：2005.12.15　掲載2005.12.19

冬のビーナスラインドライブ

〜雪のビーナスラインを走ってみる〜

ビーナスライン女の神展望台より北八ヶ岳連峰を望む

今年の冬は寒波が次々と到来し、蓼科でも毎日雪が降り積もっています。まだ12月中旬ですが、積雪も気温も1月中旬並みです。久々の晴れ間に、スタッドレスタイヤを履いたFFアルトで、雪のビーナスラインを走ってみました。

我が家のあるピラタスの丘から私道を降りていきます。除雪はされていますが、完全に雪が無くなる訳ではなく、適度な圧雪路となっています。正面に見える白い山が蓼科山です。

ビーナスラインまで降りてきました。夜に雪が降った後、朝方に除雪が入った様です。日当たりの良い所では道路の雪も融けていますが・・・。

スズラン峠を越えたところです。この先のカーブ後半はビーナスラインでも最も雪が融け難い所です。ゆっくり進入して行くと・・・。

雪道走行では日当たりや気温などから道路状況を先読みする事が一番大切な気がします。

車山に向かいました。スキー場があるので、このあたりは除雪が行き届いて路面はフラットで走りやすいです。アイスバーンには要注意ですが。

霧ケ峰の交差点を右折して美ヶ原方面に向かいます。ここから先は轍が少なく、タイヤに雪道ならではの抵抗を感じます。FFのアルトで行けるでしょうか？

実は結構蛇行しながら走っています。雪路の凸凹にタイヤがとられて、車の方は右へ行こうとしたり左へ行こうとしたり。ハンドルで小刻みに修正しながらの走行です。チェーン装着すれば楽なのですが、面倒くさいのでこのままＧＯです。

爽快です。平日ということもあって、霧ケ峰〜八島湿原間では1台しか車を見かけませんでした。

2速40キロで登坂中。ちょいアクセルを踏みすぎると前輪スリップ、アクセルを緩めるとスピードが落ちていってしまいます。帰りがチョッと不安かな。

八島ヶ原の駐車場は除雪されていました。ここでUターンして戻ります。

ビーナスラインを戻っていきます。右側の真っ白な丘が車山です。

女神湖と立科町中心部の中間地点辺りまで降りると雪が無くなりましたが・・・。

立科町の集落に入って、ようやく路面から雪が消えました。平野部では昼間は気温がプラスになるので、1日晴れれば幹線道路の雪はほとんど融けてしまいます。

冬のビーナスラインも静かでいいものです。もしスタッドレスタイヤがあるなら、こんなドライブもいいかもしれません。あまり強くない冬型で、寒波が来ていない時なら、晴れている事が多いと思います。

☆☆☆

ところで、今回の撮影では先日購入した新しいデジカメ、リコーのカプリオR1V（500万画素、1/2.5インチCCD、28-135ズームのコンパクト、購入価格1万9千円安いｗ）を使いました。

こういうシーンでは空がやたらと濃く出てきれいでした。広角ならではの広がりが表現出来るし、特定のシーンでは綺麗に写りますが・・・、でも全般的にはやったらと露出外しまくりの変なカメラでした。今まで使ってきたコンパクトデジカメは、とりあえず大抵のシーンはオートでそこそこの線に収まるのですが、このリコーのデジカメは極端に外れショットが多いです。撮影後モニターを見ないと安心出来ません（まともに写っていないことが多い）。CCDのダイナミックレンジが極狭かつ低感度なのにコントラストを高めにしている事も影響しているようです。重大な欠点としては、暗いところから明るいところに向けた時に露出が合わず（明順応に数秒も！かかる）、そのままシャッターが切れてしまうというのがあります。下手すると5,6年前のデジカメより完成度が低いような気が・・・。ただコンパクトさとレスポンスと電池の持ちは凄いです。

しかし最新の1/2.5インチ500万画素CCDのゴミっぷりには呆れてしまいました。メーカーで出しているCCDのスペックシートを見ても1/2.5インチ500万画素CCDや1/1.8インチ800万画素CCDのＤレンジと感度の低さはあきらか。写りを重視する人はデジ一眼に移行しつつありますが・・・、そろそろ普及価格帯のコンパクトデジカメも開発の方向性を画素数偏重でなく、トータル画質重視に変えてくれないかなーと思う今日この頃です。

☆☆☆

来春あたり、道にスポットを当てた新企画を立ち上げたいと思っています。ではお楽しみに〜。

（追記：来春と記しましたが、今日作ってしまいました（苦笑）、中身の充実はこれからですけど・・）

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