ミニレポート 訪問日:2005年6下旬 

秋山郷・小赤沢温泉・雑魚川林道

〜秘境を訪ね、真っ赤な温泉に入ってみる〜


小赤沢温泉楽養館

北海道からの帰り道、秘境と呼ばれる秋山郷に寄り道してみました。今回は新潟の津南から入って、長野の志賀高原に抜けています。

秋山郷

新潟の津南からR305で秘境「秋山郷」へと進みました。道は広くなったり狭くなったり。所々すれ違い不可の場所があります。

鳥甲山の500メートルに及ぶ大岩壁と、深い谷間の集落が印象的でした。

道端に並ぶ赤い旗につられて、やってきたのは小赤沢温泉「楽養館」、温泉通には結構有名なところです。

村営の日帰り温泉施設です。R305から数百メートル奥まったところにありますが、国道沿いに「赤い温泉楽養館」の旗が立っていて案内看板もあるので、場所は判りやすいと思います。

濃い茶褐色の湯。浸かると自分の体がほとんど見えません。平日ということもあって、40分ほど貸切状態でした。ぬるめの濃厚な湯にのんびりと浸かって、なかなか良かったです。

割りと有名な楽養館でさえ、他に観光客を見かけませんでした。昨日まで滞在していた北海道の観光地は、平日でもお客さんが一杯たのですが・・・。この時期の平日の信州の観光地は寂しいなあ・・・。
ちょっと意外な発見でした。まあ、夏山シーズンは登山客で賑わうことと思います。
雑魚川林道から奥志賀林道へ

雑魚川林道で奥志賀方面に向かいました。

残雪がまだいっぱい!道幅は1.3車線位で、舗装状態もまあまあ。秘境と呼ばれる集落からさらに先に進む林道ということで、かなり酷い状態を想像していたので、拍子抜け。

谷底を眺めると、集落がはるか下に見えました。すごい秘境です。

奥志賀林道経由で志賀高原に向かいました。緑はもう濃くて、夏の雰囲気。

十日町、津南から志賀、草津白根方面へ抜けるには、秋山郷〜雑魚川林道〜奥志賀林道のルートと、奥志賀林道一本で抜けるルートがあります。

個人的には奥志賀林道の方が、開放感があるし、快走出来て好きです。秋山郷は夏場は秘境ブームの名残?で結構混みますし。ただ、秋山郷の温泉も捨てがたいものがあります。秋の鳥甲山の紅葉も見逃せません。皆さんはどちらのルートを選びますか?

(おまけ)

曇りであまりいい写真が無かったので、別の日に撮影した早春の奥志賀林道の写真を掲載しておきます。

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