ミニレポート 走行2006.11上旬 掲載2007.1.5 鹿島槍の麓散策と白馬ジャンプ台〜閑寂なショートルートとジャンプ台見学〜 |
鹿島川の橋の上で一休み。車はほとんど通らない。鹿島槍が美しい。 |
県道325号白馬岳大町線〜黒沢橋 |
紅葉真っ盛りの11月初め、実はロッジモーティブ営業終了日、自分へのご褒美ということで(何じゃそりゃ?)バイクに乗って出かけました。
とりあえず三才山有料道路で松本市北部へ抜けます。 |
松本から高瀬川沿いに走り、さらに支流の鹿島川に沿って走っていきます。大町温泉郷を過ぎると、穏かな田園風景が広がりました。 |
県道325号白馬岳大町線です。この道は鹿島槍の斜面で実質行き止まりなので、車はほとんど通りません。 爺が岳スキー場の看板を目指していけばこの道に入ります。 |
林の中に入りました。カーブも少なく、伸びやかに道は走ります。特に何も無い道ですが、結構気持ちよく走ることが出来ました。意外にお勧めかも。 |
鹿島槍の手前5キロ程の所で舗装が途切れました。あと1キロ程行くと登山口ですが、自分は右折して鹿島川を渡りました。 |
鹿島川に掛かる黒沢橋の上で一休み(ていうか昼食にしました)。ほとんど通る車はありません。 鹿島槍(2889m)が綺麗です。冠雪していたらもっと綺麗だったでしょう。 北アルプスの秀峰から流れ出た水が足元を流れています。ゴールデンウィークあたりは雪解け水を集めて凄い水量になっていそうです。 (この上流で取水して発電用に青木湖に流してしているので普段水は枯れ気味の様子)。 |
左写真はグーグルアースからの引用です。
今居る場所は、左航空写真の真ん中辺り、白く写っている川筋の途中、かなり北アの懐に入り込んだ形です。実はここを訪れたのも、北アの懐にかなり深く入り込めそうだったから。ほぼ2車線幅の舗装路が通じていて、景色も良好なのに誰も居ない。不思議な場所でした。 グーグルアースを見て改めて思ったのですが、出来れば写真少し上、2つの川の合流点に行ってみたかったなと思いました。開発が進んでいないのは土砂の流入が凄そうとか、色々理由があるのでしょうけど。 |
黒沢橋からサンアルピナ鹿島槍スキー場へと向かいました。道幅は広めの1.5車線。冬はスキー場のアクセス路になるためか、意外にまとも。
スキー場から中綱湖・青木湖側に下りる道は1.4車線位と狭くなりますが、まあ許容範囲だと思います。ちょっと寄り道するのにいいかもしれません。
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スキー場からの眺めもなかなか良かったです。 |
小熊黒沢林道 |
ここから小熊黒沢林道に入ってみました。実は一般車通行禁止の看板が出ていますが、地元では黒沢高原として観光ネタにしているという部分もあり、実質観光路線化しているようです。写真撮影に来ている人を結構見かけました。
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晩秋の風情たっぷり。所々視界も良く、気持ちの良い道でした。ただし林道なので道幅は細く、ガードレールやカーブミラーも十分とは言えません。自分の総合評価としては一回走ればいいやって感じかな。 |
木崎湖を望む高台にはパラグライダーの発着場があり、沢山の人が宙を舞っていました。 |
白馬ジャンプ台 |
11月の夕暮れは早く、小熊黒沢林道で時間をとったこともあって、日が傾いてしまって遠景を楽しめる状況では無くなってしまいました。そこで白馬のジャンプ台に行ってみることにしました。ジャンプ台なら夕方でも楽しめますからね。 |
幾何学的に構成された鋼製のフレームが美しいです。 |
500円払ってリフトで登りました。凄い高所感!! 実は前回登った時は恐くて足が震えるほどだったのですが、今回は全然高所感を感じませんでした。昔から自分は高所恐怖症気味だったのですが、最近は高所に慣れて(麻痺して)しまったようです。こんなことって有るんですね。選手の人も慣れてしまうから跳べるのでしょうけど。しかし(自分が)この場所に立って怖くないと言うのも、それはそれで一寸問題があるような気が・・・。(危険に対して鈍感になっている?) |
跳んでます。雪が無くても跳ぶんですね。少しびっくり。 |
猿倉と倉下 |
夕暮れ時、猿倉の駐車場まで足を伸ばしてみました。夏場にこの狭い道で混雑しているとかなり嫌ですが(何しろ日本有数の登山のメッカ)、さすがに11月はガラガラです。 |
逆光ですが、白馬岳を間近に眺める事が出来ました。 |
今度は登山シーズン以外の朝に来て、大雪渓まで歩いてみたいと思います。 |
最後は倉下の湯に入りました。黄土色の特徴ある湯です。この日のコンディション的には、おひなたの湯の方が個人的な評価は上かな。 |
この日は満月、11月にしては気温も高め。月明かりに照らされた未知の山峡の県道を、夜半まで駆け回って蓼科に帰りました。気持ちよかったです。 |
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