ミニレポート

静岡を横断して浜名湖まで

〜海沿い山沿いで浜名湖へ。オレンジロードと浜名湖絶景〜

訪問日:2008年2月18日 掲載日10月26日

奥浜名オレンジロードは爽快ワインディングロード。
ただ今ひとつ展望ポイントが少ない

そこで、奥浜名展望公園を訪ねてみた。途中ダートなのが玉に傷だが、
浜名湖どころか遠州灘まで見通すことが出来たのにはびっくり。

手前右側が東名高速浜名湖SA。やや左が東名浜名湖橋だ。
暗くなるにつれてヘッドライトの光の帯が描かれ始めた。
もうちょっと待てば、凄い夜景が見れそうだけど・・・

前置きとか  
大井川鉄道のレポでも書いたとおり、伊豆半島と富士山スカイラインを除けば、静岡にいい道は少ないです。しかも県の東西を貫くマトモな道は東名高速・国道1号線・国道150号線の3本だけ。全部混み混みのトラック街道です。東名と国道1号は深夜でも大型トラックが「これ連結してるの?」てな感じで走ってますよ、あな恐ろし・・・。まああと一本、北側に国道362号というのもありますが、これは果てしなく延々と続く狭路です。

ですから静岡って、遠方からわざわざツーリングに行くような場所では無いというのが、正直な私の感想なんですが・・・。

でも将来への希望はあります。第二東名です。高速道路の容量が倍になるのですから、かなり行きやすくなるかも?ETC深夜割引も40%に拡大しましたし、将来はツーリングの適地になると思います。今はまだ・・・。

   
さて今回の荷物のパッキング。今回は初めてタナックスの防水バック(60L縦型)を使ってみました。付属のゴムひも+百円ショップで買ったゴムひも2本で固定しています。

日帰りで何故こんなに積んでいるかというと、実は出発時点では四国を目指していました。

日曜日朝5時川崎出発、この時間なら東名でETC通勤割引使った方が安くて早いのですが((仮)だけどETC付けた)、今朝の御殿場の予想最低気温はマイナス5℃。びびって熱海回りにしました。

さすが伊豆。冬の夜明けなのに、車が多いです。大半は釣り人でしょうか。

一方、朝の熱函道路はガラガラ。箱根の山はたっぷり雪化粧してましたが、こちらは尾根部に白いモノが少し見える位。降雪の心配が少ないのはいいですね。
柿田川公園  
三島の街に降りて、最初に訪れたのは柿田川公園。いつも国道一号線を通りながら横目で眺めるだけだったのですが、初めて訪問してみました。

最初入口が判らず、公園の先の信号を左折して住宅街に入ったら、こんな看板があり・地図まで配布してました。迷い込む人が相当多いのでしょう。住民にとっては迷惑このうえないハズ。

てか、国道1号に柿田川公園の青看板つければいいと思うのですが・・・。

ちなみに駐車場は無料のようです。

一部木道が巡らされていたりして、まあまあの雰囲気。一周30分ほど。
展望台より。水が湧いています。奇妙な青さ。
国道一号線の脇というのが若干マイナスポイント。特に絶景って訳でもないので、あまり期待して行くとナニですが、軽い気持ちでのちょっとした散策には丁度いい感じです。軽くお勧めしておきます。
緑の季節は一段と気持ち良さそうです。
千本松原  
沼津の街中を抜けて、沼津港の大型展望水門「びゅうお」までやって来ました。お目当ては沼津からの富士山展望。入場料百円也。クリアーな視界を期待してきたのですが・・・朝早すぎて入れませんでした。
「びゅうお」での展望は断念して、千本松原の堤防に上がってみました。聞くところによると、堤防は富士市まで延々繋がっていて、自転車なら走れるそうです。チャリダー徒歩ダーには最適な道でしょう。バイクではさすがに人目が気になって無理でした。ちなみに松林の中にも遊歩道があるようです。
沼津から富士市までは、千本松原沿い県道380号線を走りました。昔の国道1号線に当たり、交通量は中程度。現在の国道1号線は大型トラックが夜な夜な百キロオーバーでのバトルを繰り広げてるので、夜中はこちらを使う事が多いです。

なお写真だと空いてる道に見えますが、通勤時間帯は混みます。

富士市〜清水(昔の清水市、今は静岡市)までは1号線を使いました。産業道路なのであまり使いたくない道ですが、日曜朝は大型貨物が少なくて楽です。
 
さて、三保の松原にやってきました。今日は浜名湖畔でキャンプする予定なのと、山の方に行っても雪だらけなので、海を眺めつつゆっくりペースで回るつもりです。
駄菓子菓子、雲が邪魔。
羽衣の松です。天女が衣を掛けたとか。まあ大した事ありません。近所に住んでたら行ってもいいかなというレベル。とはいえ、静岡に住んでいた時には行きませんでした。

住んでいると、すぐ行けるから・・・と思って行かないんですよね。近所だと「非日常性」という刺激に欠けるし。

遠方からの方が、せっかく来たんだから・・・と欲張ってしまうようです。

さらにほど近い日本平パークウェイを走って、日本平へと向かいます。
日本平の駐車場はバイクだらけ。冬なのにこれだけ集まるとは、さすが静岡です。

ちなみに観光バスも沢山で、四輪の駐車場も満車。久能山東照宮の玄関口でもあり、日本平は観光客が溢れていました。

駐車場から3分ほど歩くと、有度山307メートル山頂です。駿河湾と富士山がよく見えます。
しかし残念!雲が・・・。クリアーな視界を望むには、朝早めの方がいいみたいです。

   
   
   
   
   
   
 
車坂峠の北側は・・・  
峠を越えて嬬恋村に下っていきます。5分程舗装路が続いたので期待したのですが、途中からダートになってしまいました。
3分程下ったところで、四阿山(あずまやさん)や草津白根山の展望が開けました。眼下に見える嬬恋盆地は、まだまだ遠そうなので、ここでUターン。
湯ノ丸林道  
車坂峠から西側へは湯ノ丸林道で抜ける事が出来ます。一応フラットダートですが、なかなか凄い道です。この少し先には高峰温泉があります。

今回は途中で引き返してしまいましたが、以前走破したレポはこちら

チェリーパークライン下り  
来た道を引き返すことにしました。小諸市街に向かって下っていきます。
下りはまさにジェットコースター。
何この凄い急カーブ!?
麓近くまで降りてきて、浅間サンラインの上を通ります。浅間サンラインはトラック街道ですが、軽井沢方面に行くには便利です。
浅間山の展望がきれい。
実はこの日は軽井沢を回って、白糸ハイランドウェイなども走ってきました。軽井沢はモミジの紅葉が凄く綺麗でした。ただまあ、軽井沢はやっぱり軽井沢、新幹線で行ってレンタサイクルで走る場所だと思います。特に発見は無かったので、詳細は省きます。
あぐりの湯小諸  
さて、帰りに寄ったのが、行きにチェックしておいた日帰り温泉「あぐりの湯小諸」です。浅間連峰を望む高台に建つ、超立派な大型温泉施設です。
駐車場からの景色だけでも凄いのですが、

露天風呂からの眺めが凄い!

入浴料500円とは思えない立派な施設です。小諸市スゲー。豪華なロビーからも、浅間連峰の展望を楽しむことができました。豪華な割に、食堂なども割とリーズナブル。薄い茶褐色の泉質もいい感じで、お勧めです。

・・・てか、この手の日帰り公共温泉としてはベストと言ってよさそうです。第二、四火曜日定休。

詳細はあぐりの湯小諸を参照してください。

スーパーで買い物したり、望月牧場に寄り道しつつ、帰路につきました。
実はこのツーリング、出発当初は四国に向かう予定でした。もっと言うと計画段階では九州を一週間かけて回る予定でした。ところが2月中旬の寒波で関ヶ原・名阪国道越え断念を余儀なくされ、日程短縮して四国に変更したものの、初日で急用が出来てUターンする羽目に・・・。

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