ツーリングレポート

西伊豆日帰りツーリング

〜冬晴れ快晴!駿河湾越しに富士山を見る〜

訪問日:2009年1月14日 掲載日:2009年1月17日

戸田から西海岸を南下  
戸田の街を過ぎたあたり、道端にこの看板を見つけて立ち寄って見ることにしました。
3分ほど遊歩道を歩くと・・・ウッドデッキがありました。結構本格的な展望台です。

どーん。戸田湾越しに大パノラマが広がりました。
視覚的には西伊豆の標準的風景かなとも思いますが、
面白い構図が撮れるので、写真にすると引き立つ展望台だと思います。

南アルプスの山並みまで見えました。超快晴ですねー。

写真左側に遊歩道入口があります。写っている道は県道17号線です。少し先にも路肩が広くなっている所があります。
実は、展望台から1,2分県道17号線を走ると、道幅が若干広めな部分があって、富士山方向に視界が広がります。歩きたくないという人は県道道端からどぞー
県道17号線の戸田〜土肥は、伊豆としては交通量も少なく、いい感じの道です。改良が進み、ほぼ二車線化されていました。
土肥から南は国道136号線となり、交通量が増えますが、景色は綺麗です。

ただ、北上する場合は富士山見ながら走ることが出来るのですが、南下する場合は走りながら富士山を見ることが出来ません。(この写真はUターンして撮影しました)

そこで、道端から富士山を見れる所を探してウロウロ。

手軽で眺めが良いと思ったのが、この大久保二号桟道橋というところです。
路肩が広くなっていて車も停車できますが、
国道は大型トラックも多いので、道路横断には最新の注意が必要です。

太平洋越しに眺める富士山というのも珍しい景色だと思います。

仁科峠へ  
冬の1日は短いです。日が傾いて来たので、堂ヶ島を過ぎたあたり、県道59号線で引き返すことにしました。
県道59号線は広狭混在路ですが、登るにつれて道が狭くなっています。バイクだと気になりませんでしたが、四輪だとあまり通りたくないかも。

海岸線から仁科峠に上る場合、この県道59号線か、一本北寄りの県道410号になります。両方とも舗装狭路ですが、410号の方が若干広めで走り易いと思います。

県道410号線と合流。左折するとすぐに牧場(レストハウスなどあり)ですが、本日スルーすることにして右折します。ちなみに気温4℃。
すぐに仁科峠に到着します。峠は浅い切り通しですが、道の左右に展望が良さそうな丘があります。どちらに登ろう?

とりあえず、左側の丘に登ってみました。徒歩2分ほどです。なかなか良い景色。

峠の右側には仁科峠展望台があります。0.4km急登也。迷いましたが登ってみることにしました。

こちらが仁科峠展望台からの眺めです。道路が入る分写真に奥行きがでてるかな?

まあ、ここはわざわざ歩かないでも、走りながら景色を眺めるだけで十分かと思います。

県道411号線、127号線(西伊豆スカイライン)  
仁科峠から県道411号線、127号線(西伊豆スカイライン)で尾根筋を北上していきます。両方とも二車線快走路です。
達磨山(徒歩15分位)に登ってみようかと思っていたのですが、道路の再凍結が始まっていたので、真っ直ぐ降りる事にしました。冬は日が短いですね。
冬の平日夕方ということもあって、バイクは一台も見ませんでした。対向車も数台だけ。

西伊豆スカイラインを走りきり、戸田峠駐車場にバイクを停め、金冠山(徒歩20分程、急登)に登ってみましたが、イマイチ駿河湾に寄れません。写真に写ってるもう一つ北側のピークなら更に景色良さそうなんですが、そこまで道がありません。

結局、西伊豆から富士山を眺めるなら、最初に訪れた達磨山レストハウスからが一番良さそうです。

・・・この結論を得るために、今日一日延々と走ってしまったような気が(笑)

真城峠を越え、北岸に出て沼津方面へ向かいます。最初は素朴な道です。
沼津に近づくにつれ交通量が増えてきてしまいますが、富士山を見ながら走れるのがいいですね。
ちょっとのんびりしたくなって、長井崎という小さな半島に寄り道してみました。二車線の道が走っていますが、県道はトンネルで半島をバイパスしていますので、交通量はほとんどありません。

岸壁に立ったり座ったりして、のんびり富士山を眺めるにはいいところだと思いました。

(念のため注:長井崎には何もありません。ただ旧道化して道の交通量が少ないという特徴しかありませんので期待しないこと)

グーグルマップ

日が暮れて寒くなったので、熱函道路で熱海に出て、あとは海沿いを帰りました。

いやーやっぱり冬は日が短いですね。今回は西伊豆の一番良いと思われる所だけ回ろうと思っていたのですが、それでもギリギリでした。でも行き先を絞って、走りと景色に徹したのは良かったと思います。

★★★

海越しの富士山は絶景でした。夏はほとんど見えないと思いますので、晩秋か初冬が狙い目だと思います。皆さんも機会があったら狙ってみてください。なお、今回は小春日和だったのでギリギリ走行可能でしたが、厳寒期は達磨山レストハウス付近でも凍結が普通だと思いますので、ご注意頂きたいと思います。

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