ミニレポート
奥飛騨トンネルツーリング〜神岡農免道路 杉越トンネル、飛騨卯の花街道 猪臥トンネル、国道158号線、ひるがの高原道路、国道256号線堀越峠、県道98号線位山峠〜 訪問日:2009年6月下旬 掲載日:2009年7月10日 |
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新穂高温泉郷 | |
新穂高の風景については今月の風景 新穂高をご覧ください。 |
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新穂高温泉郷。新穂高ロープウェイに乗れば視界が広がるのですが、前回訪問済みですし、ちょっと高価です。景色がよく見える場所がないか探してみました。 県道475号槍ヶ岳公園線を北上していくと、穂高連峰の一部、そして槍ヶ岳が見えていきます。 この道、昔は狭く乗用車同士のすれ違いも困難な道でしたが、現在は終点までバイパスが完成しています。 |
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旧道に入ったら望岳の丘というのが出来ていました。槍ヶ岳が見えていますが、残念ながら雲の中。 もっとハッキリ見たいところですが、これ以上近づくと、逆に山陰に隠れてしまう模様。 |
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そこで県道から外れて、中尾温泉に寄ってみました。 | |
中尾温泉から鍋平高原(ロープウェイ中間駅のあるところ)に向けて走っていると、すごい橋がありました。 北アルプス大橋というそうです。正面に見えるのは笠ヶ岳。 |
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橋のたもとにあるのが高山市鍋平公園。笠ヶ岳がよく見えます。 ただ、槍ヶ岳方向が見えません。 |
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さらなる視界を目指して探索。いい感じの道ですねー。 | |
県道に戻ってきました。やはり近づくと槍は山陰に入ってしまいます。 | |
ロープウェイ駅の向こうに見えるのは奥穂高岳?凹みが大切戸?でしょうか。あと少し進めば全貌が見えそうですが・・・ | |
終点のロープウェイ駐車場まで来てみました。この先は工事中進入禁止。 | |
もうひとつの終点に来てみましたが、森の中。この先が見たいのに・・・ ロープウェイに乗りたくなりましたが、値段を考えて今回は断念。 次のテーマである飛騨路道路探索に向かいました。 |
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神岡農免道路 杉越トンネル | |
さて、新穂高を後にして向かったのは奥飛騨の長大トンネル群です。 最初に訪れたのは神岡農免道路の杉越トンネル。神岡と県道75号線を結びます。 |
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県道75号線と農免道路の接続点。もうR471平湯方面への看板が設置されていました。まだ橋が出来ていないのですが。 | |
神岡農免道路に関する資料が岐阜県にありました。H24年完成予定。未供用区間380mですから、あと橋が出来れば完成するようです。橋の着工式も行われていますので、そう遠くないうちに完成するでしょう。 この地図左下側には後述する「飛騨卯の花街道」があります。完成すれば東海北陸道から奥穂高方面への有力ルートとなるでしょう。 |
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事業名:県営農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業 神岡地区 事業主体:岐阜県 事業期間:平成3年度〜平成24年度(完成予定) 事業延長:L=5,931m(農道:4,442m、橋梁:339m、トンネル:1,150m) 道路幅員:W=7.0m 進捗状況:供用済区間 L=5,552m、未供用区間 L=379m |
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県道75号線 | |
マップルによると、県道75号線は旧国道41号線とのこと。古く狭い道かと思いきや、高規格の立派な道でした。トンネルも多用していてスイスイ走れます。 | |
通勤時間帯なんかは混むのかもしれませんが、道が良い割には昼間は交通量も少なく、いい感じの道でした。 | |
飛騨卯の花街道 | |
県道41号線に出たらトラック街道でしたorz。一旦高山方面に2km程走り、東海北陸道の標識に従って右折。県道90号線「飛騨卯の花街道」にはいりました。 高速へ接続する道だけあって、意外なほど立派な道です。 この先にまだ1.5車線の区間が少し残っていましたが、拡幅工事も精力的に行われているようです。 |
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大規模工作で山を越えていきます。 | |
その大規模工作の最たるものが、この猪臥山(いぶしやま)トンネルです。2002年竣工、全長4475メートル。都道府県道では最長となります。 | |
入り口はカーブしていますが、すぐにトンネルは真っ直ぐになりました。なんと出口が見えます。 普通トンネルを横から見ると中央部が高いへの字型をしていますが、このトンネルは真っ直ぐです。 しかし、県道日本一の長さだけあって、かなり走っても出口が近づいてきません。対向車も見えているのですが、ぜんぜん近づいてこないし。 岐阜県スゲー。 |
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トンネルを出ても立派な道が続きます。平日昼間の交通量は僅か。 完成当時はともかく、現在は中部縦貫自動車道が高山市北部まで伸びてきています。この道は要らなかったのでは? |
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終点で国道158号線と接続します。飛騨清見ICもすぐ近く。 | |
国道158号線 | |
国道158号線を走ります。頭上には東海北陸自動車道の橋梁がいくつも現れてきます。 | |
高速に交通量が流れている為か国道は空いていて、気持ちよく走ることが出来ました。 | |
水馬洞林道の山中峠 | |
158号は何度か通ったことがあるので、水馬洞林道の山中峠にトライしてみることにしました。途中までは1.5車線の舗装路でしたが、峠付近はダート。しかも工事通行止め。Uターンです。 | |
県道452号線 | |
つづいて県道452号線にトライ。途中までは二車線快走路でしたが、その先は | |
これ以上無いというくらいボロボロの舗装路でしたorz。とりあえず通過できましたが、ノロノロ運転を強いられるので無駄に時間がかかります。この区間は素直に国道走る方がいいと思います。 | |
県道321号・316号・317号ひるがの高原道路 | |
ツーリングマップルで「眺望素晴らしい高原道路」と記述のある「ひるがの高原道路」を走ってみました。 | |
が、うーん、普通の山道です。まあまあ快走は出来ますが、視界が開けません。 沿線に牧歌の里というのがありまして、そこの景色はいいみたいです。この道はそこに行くためか、国道が混雑しているときに迂回するための道のようです。 |
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国道256号線堀越峠 | |
郡上八幡に到達したところで日が傾いてきたので、本日はUターンすることにしました。 本当は福井まで出たかったのですが、出発が10時過ぎ、しかも午前中霧ヶ峰でハイキングまでしているので、あまり足を伸ばせませんでした。 国道256号線で東へ向かいます。郡上八幡の窮屈な街並みを抜けると、唐突に急峻なワインディングが始まりました。 |
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あまりに唐突なワインディング展開にびっくり。道幅は1.9車線といったところでしょうか。微妙に狭いのですが路線バスも走っていて、更にビックリ。面白い道でした。 | |
峠を越えると一転、走りやすい田舎道が続きます。 | |
暫く走ると和良の街中を通ります。山奥ですが、意外なほど大きな集落が広がっていました。 | |
県道86号線〜岩屋ダム〜県道431号線 | |
県道86号線で岩屋ダムに向かいました。岐阜における奥多摩的存在、走り屋のメッカらしいですが、この日は交通量ほとんどゼロ。 | |
夕方のダムには誰もいませんでした。 | |
県道431はほぼ二車線快走路。カーブは多く時間はそれなりにかかります。 その後は新日和田トンネルで県道88に出ました。 |
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県道98号線位山峠 | |
国道41号線はトラック街道なので、平行して走る県道98号線位山峠を走ってみました。 峠の直前まではバイパス化されていて、意外なほど立派な道が続いているのにビックリ。これはR41走るよりいいかと思ったのですが・・・ |
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位山峠付近は1.2〜1.4車線位の狭路でした。見通しも悪いし、チョッと微妙な道です。 時間的にはR41通った方が圧倒的に早そうですが、あの道で大型トラック軍団に囲まれると怖いですし・・・。交通量が少ないのはこの狭路区間のおかげでしょう。次通る時もこちらを選択すると思います。 |
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宮峠の辺りから国道361号線に向かい、開田高原、木曽福島、権兵衛トンネル、伊那経由で帰ることにしました。 夜の国道361号線は交通量ほとんど皆無。対向車がやってこず、一人ぼっちで闇を切り裂いていきます。不思議な気分。 但し気温は14度。不思議な気分で夜の闇を切り裂くには、ガッツリ着込まなければいけません。昼間はハーフメッシュジャケットでしたが、この時点で冬装備になっています。 |
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と、夜間通行止め表示が・・・マジですか・・・ この時点で夜8時。いまさら引き返せません。夜間って何時からなんだろう?電光掲示板のところに詳しい説明はありませんでした。 |
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不安に駆られながら15分ほど進むと、今度は詳細な案内が出てきました。 通行止めは夜10時〜翌朝6時まで ふうっ、助かりました。 |
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飛騨路と木曽路を結ぶ本州最深部の国道、361号線もトンネル化が進んでいます。 | |
2本だけ旧規格トンネルが残るのがご愛嬌。昔はこんな道でしたが・・・ | |
今や未来的な道へと変貌を遂げていました。 いやまあ夜だからですが。 |
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R361九蔵峠から御嶽山を眺めます。 天頂付近は美しい星空だったのですが、地平線付近はモヤがかかってて夜景はイマイチ。満月だったら雪山が浮き上がったと思うのですが、この日は半月で、チョッと中途半端でした。 |
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開田村を過ぎ、最後のトンネルは新地蔵トンネル。 | |
R19から姫神トンネル、権兵衛トンネルで伊那に出ました。さすがに権兵衛トンネルがトラックが多かったので撮影は自重。 | |
高遠から杖突峠経由で茅野市に戻ってきました。 杖突峠展望台から諏訪方面を眺めます。 都市の規模が小さいせいか、夜景としてはそれなり。 でも、帰ってきたなぁと思います。 |
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☆☆☆ そんな訳でいかがだったでしょうか飛騨路トンネルの旅。・・・って、ただ走り回っていただけですが。 岐阜、名古屋圏から奥飛騨へのアプローチ。一番一般的なのは「せせらぎ街道」だと思いますが、たまには違ったルートを走るのもいいかもしれません。参考になれば幸いです。岐阜方面はもう少し探索を続ける予定。 |
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