ツーリングレポート

2024年ツーリングまとめPART1 春

掲載日:2024年12月29日

2024年冬から春へ

2月13日、茅野市から北アが見たくなって片山展望台に登ってみました。観光地化されていない超ローカル展望台です。アクセス路がダートなのが難。空飛ぶ泥舟の上にあります。

北アルプス穂高連峰。北アはやっぱりカッコイイ!ですね。

2月まで暖冬で推移していたのですが、3月に入って-10℃位まで下がる日が多くなり急に積雪が増えました。

アルト車検の代車はワゴンRスマイル。スペーシアよりロールが少なく山道でも安定感がありました。中も広大で普段使いなら十分ですね。

3月30日、昨年見つけた飯島町の石上神社から南アを眺めました。

赤石岳カッコイイ!

 

2024年の3月は真冬並みの異様な寒さとなりましたが、4月に入って急激に初夏のような陽気となったため、数十年来狙っていて無理だった十和田ゴールドラインの雪の壁に挑戦してみることにしました。(前回はアルト+スタッドレスタイヤで訪問して吹雪だった)

2024年春の妙高〜新潟〜八甲田雪景色ツーリング

4月5日、あまりにも暖かかったので豪雪地を目指してみることにしました。まずは妙高へ。妙高エリア平野部は標高が低い割に豪雪なので、雪原の中を走り放題!バイクで雪景色を眺めたければお勧めです。

赤倉スキー場駐車場から妙高山。この辺りで標高750m位です。ビーナスラインより千メートル程標高が低いので暖かくて安心(夜間早朝は凍結危険です)

バイクは一台も見かけませんでした。せっかく爽快に走れるのに勿体ない。

新潟高速フリーパス(3日間)を使っていたので、高速をひた走って1日目は新潟市東部の福島潟にやって来ました。新潟県最大の干潟となります。

広大な菜の花畑と飯豊連峰。ステキです。

1泊目は福島潟の中にある水の公園福島潟キャンプ場にしました。200円と格安ですが受付16時30分まで要予約、休日はほぼ予約で一杯の様子。他のキャンプ場が冬期閉鎖されている11月や3月に最適。

このキャンプ場に決めた理由の一つは熊の目撃情報がほとんど無いことです。山から離れ広大な干潟で見通しが良く熊が来にくいのでしょう。

2日目は国道7号線を北上しました。日本海東北自動車道の無料区間が並走している区間はガラ空き。旅情もあっていいです。

日本海東北自動車道の最新区間である酒田〜遊佐鳥海ICを走ってみました。正面に鳥海山が見えて素敵です。

鳥海グリーンラインを走って仁賀保高原へ。

数年前に出来た鳥海高原南展望台への道。1.5車線ですが景色が雄大です。

展望台から眺める鳥海山。昼間逆光気味になるのが少し難点ですが、山岳展望としてはトップクラスだと思います。

2泊目は大潟村、八郎潟の真ん中にある南の池キャンプ場にしました。WEBから申請書出すだけで当日可、受付無し、無料でした。無料はともかく、当日WEB申請で済むというのは予定を決めていないツーリングには有り難いです。やはり干潟で見通しが良く、森から離れていて、斜向かいに秋田大学大潟キャンパスがあるので熊に遭う可能性が少なそうというのもココを選んだ理由の一つです。

3日目は十和田・八甲田を走ってみることにしました。例年なら吹雪が普通くらいな場所ですが、5月並の異常気象でポカポカ。凍結の心配も無く爽快です。

十和田湖きっての名勝、発荷峠にやって来ました。日曜日11時頃なのにガラ空き。何故だ?

最高ですね。

奥入瀬渓流を下り・・・。

十和田八甲田ゴールドラインへ。

雪の壁が延々と数キロ続きます。他の有名スカイラインはGW直前開業なのに対し、十和田ゴールドラインは4月1日と開業が早いため、高い雪の壁の中を数キロに渡って走ることが出来ます。

酸ヶ湯温泉は賑わっていたのでパス。

雪景色の中、ガラ空きの十和田八甲田を走り回ることが出来て楽しかったです。今回は新潟3日間パスを利用したため、黒石ICから東北道に乗ってエリア内の猪苗代ICまで走ることにしました。

津軽SAから眺める岩木山。この後はNEXCOの高速新潟ドライブパス3日目を活かすためにエリア内の猪苗代ICまで走って一旦下車。IC出口でUターンして磐越道に入り上田菅平インターチェンジまで走りました。帰宅が深夜になってしまいました。

新潟観光ドライブパスは範囲が広いので、長野県から新潟経由で福島県や山形県に行くには凄いお得です。端から端まで走るのは大変ですが。

4月の安曇野は美しい

4月10日、北アルプス塩尻駅〜みどり湖駅間を走る中央線211系。

買い出しに出かけたのですが、あまりにも山が綺麗だったので、つい安曇野まで足を伸ばしてしまいました。早春賦歌碑からわさび田と桜と常念岳。春の安曇野は素晴らしく綺麗です。

高瀬川を渡る高瀬橋から北アルプス。旧高瀬橋跡地(昔は鉄道橋があった)が広いアスファルト敷きで残っていてバイクを停めやすくお勧めです。 

爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳。

春の安曇野のお勧めです。

GW明けの雪と桜

5月8日に降雪しました。4月は暖かかったのに5月に大寒波が来るとは油断できません。温暖化と言いつつ寒い時はガッツリ寒いんですよね。地面が温まっていたため雪は30分ほどで溶けました。

すぐに溶けたので翌日はR299日向木場展望台へお花見に。1940mですから日本一クラスに標高が高い桜かと思います。

 

久々に箕輪町の萱野高原

5月10日、久々に萱野高原を訪ねました。

町営宿舎は廃止されキャンプ場受付に転用されていました。デッキからの眺めが素晴らしい!

昔は萱野高原の方がメジャーなので知名度の低い陣馬形山を推していたのですが、ゆるキャン△効果で?近年は逆転してしまったので、むしろ萱野高原の方が静かで訪問しやすなった気がします。

展望台までは徒歩5分程ですが、新緑の中を歩くのは爽快で、距離は気になりませんでした。

上からの眺めは最高です!

萱野高原へのメインルートは極狭路でしたが、近年それなりに改良が進みとても狭い区間は数百メートルほどとなっています。今回は下地図のえんじ色のルートにトライしてみましたが極狭路だったのでがっかり。メインルートがお勧めです。

 箕輪ダム〜日之影入林道〜R152杖突峠〜諏訪大社上社前宮と走って帰宅しました。

ほとんど交通量が無い日影入林道

杖突峠展望台から八ヶ岳

諏訪大社上社前宮

5月半ば大町〜白馬〜西頸城広域農道

新緑と残雪の北アルプスは最高の組み合わせです。5月14日、定休日が五月晴れだったので大町・白馬を目指すことにしました。

北大町駅の北側にやってきました。バイクと大糸線と北アルプスを写す格好の場所。

北大町駅の北側の水田地帯では水面に移る北アが綺麗です。

白馬村のウイング21を経由して・・・

白馬東広域農道(仮称)へ!最高ですね!!

5月半ばの白馬は本当に美しいです。

野平集落へ!

小谷村の望郷の郷を訪問。

所々道は狭くR=3M位の超急カーブがあるので重量級や低床車はお勧めしませんが、独特の綺麗な風景が展開します。

小谷から北上して糸魚川に出て、能生から西頸城広域農道に入り、高倉展望所(広域農道から枝道を200m)を再訪しました。4月の初夏並の陽気で雪は少なめですが、妙高や火打の雪山が綺麗です。

柵口万年雪も再訪してみましたが、やはり雪少ない!夏まで保たない気がします。(舗装ですが超急勾配の狭路注意)

林道入山吹線にトライしたら、あまりにも酷すぎてここでUターン。

西頸城広域農道で名立方面へ。やっぱり良い道です。

西頸城広域農道から上越・高田方面への道を調査しました。県道191号は途中通行止でしたが、現在は復活しているようです。中ノ俣集落はとんでもない山奥にありますが、意外に個数が多く、道も生活道路のためか走りやすくなっていました。県道191は再訪したいと思っています。 

R361九蔵峠〜林道駄吉青屋線など

ほぼ2車線化されたR361。最後に残る九蔵峠の狭路区間は近年断続的に改良工事・通行止が発生しています。が、実は迂回路(写真の青色ルート)はフル2車線なので、通行止でも快適に走れます。

5月22日、近年整備された猫又の御嶽山ビューポイント。

西側から回り込んで九蔵峠。東側が通行止なので30分で1台しか車が来ませんでした。絶景を独り占め!

5月下旬なのに日向は暑く、日陰で昼食にしました。

御嶽山展望台はこの駐車スペースの奥、徒歩3分程のところにあります。

矢印の通り進みます。

上下に視界が広いのでスマホの縦撮影には適してそう。まあ九蔵峠を訪問したら、こちらは省略しても大丈夫な感じだと思います。ちょっと歩きたい方に最適。

久々に飛騨農園街道を走りました。

開通直後はホント素晴らしい道だったのですが、ダンプ街道になってしまい路面が汚れてしまっていました若干マイナス。

いまにも落ちそうな桶岩

県道462は高山から飛騨農園街道とクロスし国立乗鞍青少年の家に至るピストンロード。舗装は荒れていて視界も北ア側が成長した木で遮られてしまっていますが走るのは楽しい道です。北アを間近に見れるポテンシャルはあるのに木が生い茂って残念。

前から気になっていた広域基幹林道を探索してみました。

北アが木の間から見え隠れするのですが、良いポイントがありません。展望台作ったら人気が出そうな道。

北側の駄吉線は開通時は良かったと思いますが、今はあまり人が通らず寂れた残念な道になってしまっていました。

南側はダメな感じ。オフ車などでは良いと思います。

季節は春から初夏へ・・・。 

★★★
PART2 夏に続く
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