ツーリングレポート

長崎ツーリング PART3

〜千円高速を利用して長崎に行ってみた、佐世保・平戸・生月島・長崎市内・雲仙訪問〜

訪問日:2011年2月下旬  掲載日:2011年4月9日

生月島〜平戸島
漁村が集中する県道や国道を避け、人家が少なそうな生月島〜平戸島の西岸を南下してみることにしました。
まずは先ほど走った生月農免農道「サンセットライン」で生月大橋まで戻ります。
平戸島に渡って、県道19号線でさらに南下
海沿いの道は景色も良く、人口も交通量も少なめのいい道ですが、
ところどころに狭路が残ります。
しかし夏みたいな緑ですね。雪国から来ると心がなごみます。いい所だなー。
平戸島西部の道は時間がかかるので、日程に余裕のある人向きの道だと思います。
小さな石積みで作られた段々畑。特徴的な風景が広がっていました。
日本本土から橋で結ばれた最西端の街、宮之浦にやってきました。小さな漁村ですが、路線バスも走っていましたし、普通の村ですね。日本全国の均質化を感じます。
国道384で平戸へ戻ります。国道は田舎のありがちな普通の道でした。
さて、遠方から来るツーリストにとって、平戸島は一周するか?それともハイライトスポットだけ回るか?どちらにするかは大きな課題だと思います。日程に余裕があったり、最果てを極めたい人は平戸島一周してもいいと思います。そうでない人は微妙なところです。国道とかは普通ですし。
しかし個人的には一周してよかったと思いました(さすがにこんな遠くまでは二度と来れそうにないし、島の風土が垣間見えて面白かった)。
海沿いの道に少々飽きたので、ちょっと探索してみることにしました。訪れたのは「広域基幹林道平戸中央縦貫線」です。
意外にも尾根筋を走るいい道でした。出会った車は2台ほど。
まあわざわざ遠くから来て走りたい道ではありません。気分転換には良かったです。
出来立てホヤホヤながら、既に崩れている区間も多かったので、皆様にはおすすめしないでおきます。
平戸市街まで戻って、平戸城を訪れてみました。入場料500円と高い割にはコンクリート城で、うーんイマイチ。但し、展示物は歴史的なものが充実しているので、歴史好きの人には価値はあるかも。
まっぷるに平戸オランダ商館跡とあったので、その地点を訪ねてみると、平成23年オープン予定の記念館らしき建物が立っていました。こうやって観光名所が作られていくのですね。
対岸の城からは丸見え。監視出来る場所に商館を置いたのでしょう。
やまびこロード〜R204〜佐世保  
さて、夕方になってしまいましたが、明日は長崎市内観光を予定しているので、今日のうちに出来るだけ南下しておきたいところ。国道はつまらないので、北松やまびこロードへ。
結構な快走路でした。交通量も少なめなので、佐賀方面から平戸にアクセスするには使える道じゃないかと思います。
すごい橋あった。
平戸と佐世保を結ぶR204は夕方の通勤渋滞で混雑していました。平戸〜佐世保〜長崎間の距離は110km程。下道だと街も多く、信号もありますから所要4時間くらいでしょうか。結構長崎県って移動に時間がかかるんですよね。
佐世保市内は無料化実験中の高速でショートカット。眺めのいい道なのですが無料なので部分的に渋滞してました。
時刻はもう17時。その割に明るいのが西国らしいところですが、そろそろキャンプの準備をしたいところ。
大崎キャンプ場  
ネットで通年営業と表示されていた大崎キャンプ場を訪ねてみました。小さな岬にあるキャンプ場ですが、徒歩3分ほどの所に数軒の民家もあり、人家がある=治安もよさそう?
受付は近所の国民宿舎ということで、訪ねてみると、係の方がわざわざキャンプ場まで来て解錠してくれました。かたじけない。料金は600円ほどだったかな。
本当は300m程遊歩道を歩いた海べりに一般キャンプ場があるのですが、オートキャンプ場を使っていいですとのことで、最初は広い駐車場に面したサイトにテントの設営を始めたのですが・・・・・、
係の方が「警察が巡回に来たらキャンプ料金の領収書見せてください」と言って帰っていったので、一抹の不安を感じ、この後キャンプ場一番奥の外から見えない場所にテントとバイクを移動しました。
国民宿舎併設の日帰り温泉に入浴。普通の大型施設ですが、休憩室がゆったりしていて食堂も安かったので、2時間ほど食事して新聞やTVを見たりしてのんび〜り。温泉で体もほぐれて生き返りました。
小さな漁村の奥にある岬のキャンプ場。その夜は・・・

降るような星空が綺麗だったのですが・・・
・・・ウオンウオンウオン、キキキキー。深夜に暴走族がやってきてキャンプ場の広い駐車場でひたすらドリフト。ガッシャーンとガラスを割る音も聞こえます。係員の方が警察がと言ってた理由はこれか・・・。
幸い、テントもバイクも駐車場から見えない場所に置いたので心配は無かったのですが(ふくろうが啼くような真っ暗なキャンプ場の奥まで普通なら気味悪いのと、地形が判らないので入ってこれない)、寝れずに参りました。この日に限って警察も来ず。暴走族は午前1時くらいに去って行きました。
しかし、お金払ってこれとは・・・トホホ
翌朝の一般キャンプ場を散歩。静かな岬の海べりで、ロケーションとしては良い場所です。
さて、次は長崎市内観光です。実は朝の時点では
市内をじっくり観光しようか、バイクで走り回るのを優先しようか?迷っていたのですが・・・
PART4に続く

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