ツーリングレポート

有峰林道が快走路化?PART1

〜晩秋の高山大山林道と有峰林道。冠雪の薬師岳を眺めながら+安房峠+太平峠〜

訪問日:2013年11月6日  掲載日:2013年11月7日

プロローグ

久々に有峰林道を走ってみました。
本州最深部の快走路。静かで、自然が溢れていて、やっぱりいいところです。
安房峠を越えて飛騨、そして有峰林道へ
11月6日。我が家の最低気温は-4℃だったものの、昼間は暖かくなる予報。
数年ぶりに有峰林道を訪れてみることにしました。
この数年間で大規模崩落や新トンネル竣工など大きな変化があったはず。
果たして久々の有峰はどう変化したのでしょう?
R158安房峠旧道

R158で松本から安房峠へ向かいました。ここは例によって観光バスを先頭にした大名行列。
耐えかねて道の駅で時間を潰したりしつつ先へ進みます。


巨大な橋脚が見えてきました。
元々は安房道路は安房トンネルからあの橋脚の上を通って降りてくるはずだったのですが、
抗口工事中に火山性ガスを含む水蒸気爆発で死者も出るという大惨事になり、
結局、橋脚ごと廃棄されてしまったのですね。

ちなみに安房トンネルは活火山の焼岳の下を走り、トンネル内は冬でも暖かかったりします。

右折してR158旧道・安房峠へ

舗装のボロさに年々磨きが掛かる安房峠旧道ですが、
(まあ20年前からボロかったですけど)
静かな森の中を散策気分で走るにはいい感じ。

登るに連れて、そんな呑気なことは言っていられなくなりましたw
湧き水が道路を横断して凍っています。
この地点の標高は1700程、自宅と同じ位なんですが、
ウチではまだ凍結はありません。
同じ標高でも北斜面のこちらの方がずっと気温が低いようです。意外でした。

3メートル程だったのでソロソロと通過、
凍結を通り過ぎたところで一旦停止して、谷側を見ると・・・

おおっ、穂高連峰です。何という急斜面!登山者の人はよくあんなところに登るなぁ・・・。

実は安房峠旧道で穂高がよく見えるのはここと、下の方のヘアピンの二箇所しかありません。
他は木が邪魔して見えそうで見えない感じ。
何故だろうと山側を見ると、落雪防止策と思しきものが多数設置されていました。
恐らく雪崩多発地帯で、木が生ない=谷側の景色がよく見えるということじゃないかと思います。

高山大山林道で山之村へ

R471を経由して高山大山林道に入りました。
車は少ないし、道は綺麗だし、自然が素敵だし、最高です。
さあ、あの山の向こうまで行きますよ!

グングン標高を上げていきます。

山伏峠を超えると山之村です。人口200人ほどの小さな村。

紅葉が綺麗です。何もないところですが、それがいいです。

PART2へ続く

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