ツーリングレポート

男鹿・津軽ツーリング PART1 男鹿半島西岸を行く

〜男鹿半島西岸、竜泊ライン、岩木山スカイラインを走る+岩木山登山〜

訪問日:2009年9月下旬 掲載日:2009年10月9日

プロローグ

日本有数のワインディング、龍泊ラインを登っていきます。

眺瞰台から竜飛崎と北海道を遠望!

津軽のシンボル岩木山。りんごが沢山生っていました。

岩木山スカイライン。道は単調ですが景色は見事。


関東甲信越地は3日間ほど雨予報。どこにも行けないなーと思いつつ青森の予報を見ると晴れマーク!

これは青森に行くっきゃありません。でもどうやって行こう?今夜は前線通過で雨予報です。

ふと思いついたのが、新日本海フェリーの新潟〜秋田区間です。フェリーなら雨も関係ありません。新潟出航23時30分、秋田港着5時50分は寝ていくのに丁度いい時間。料金は6600円也(閑散期)ですが、風呂に入って、平らな床で寝ていけることを考えれば納得出来る値段でしょう。

蓼科〜嬬恋〜長野原〜R17〜三国峠〜小出IC〜関越自動車道〜新潟
ということで今にも降り出しそうな怪しげな天気の下、新潟へと向かうことにしました。

午後2時頃蓼科を出発、長野原を経由し、国道145号で東へ向かいます。R145は田舎国道ですが写真の通り交通量は多かったです。全然ロマンチックじゃない。八場ダムの工事現場では巨大橋梁の組立中でした。

R17に出て三国峠で越後入り。関越の小出ICまで下道を走り、そこから新潟まではETC通勤割引を利用して関越を走りました。

夜の新潟港は初めてでしたが、暗くて標識が見えず結構迷いました。ターミナルでキップを買って、バイク置き場で待機。この日のバイクの乗船は一番最後でした。

バイクは二台だけ。二台とも秋田で下船してしまいました。さすがにこの時期、北海道に向かうバイクは少ない模様です。

一等は満室だったようですが、二等船室は空いていて熟睡できました。風呂にも入れたし、満足度高し。

男鹿半島へ  
秋田に着くと雨はほとんど上がっていました。日本海沿いの産業道路みたいな道を北上していきます。

なまはげの巨大像にビックリ。インパクトあります。

男鹿半島西岸道路  
男鹿半島に寄り道してみることにしました。
男鹿半島西岸道路です。日本有数のジェットコースターロードの始まり。
アップダウンとカーブをひたすら繰り返しながら断崖絶壁を進んでいきます。
崖がオーバーハングしてますね。
ホント走るのが楽しい道です。
見下ろせば人家の無い海岸線が続いていました。景色も良い所です。
海から山へとステージを移して、八望台を訪れてみました。
海岸線と白神山地を眺める事が出来ました。
半島先端の入道崎に到着。広々として綺麗な所ですが、観光客で賑わっているのと、何度か散策したことがあるので、今回は散策なし。Uターンして寒風山へ向かいます。
なまはげライン〜寒風山  

男鹿半島を縦断する形で、なまはげラインという豪華な広域農道が出来上がっています。欄干の意匠も凄い凝っていて・・・

何この像、恐いw 

夜中に通ってライトの先にこの顔が浮かび上がったら・・・ww

寒風山に寄り道しました。写真映えする場所ですが、訪れてみると1/10スケールのミニ阿蘇といった雰囲気の所です。あまり期待しないで訪れると、いい場所でしょう。
寒風山から眺める八郎潟。28ミリ相当のレンズでは収まりません。

3枚の写真を合成してみました。日本で二番目の湖を干拓しただけあって、広大です。

能代山本広域農道  
能代市内をパスするため、八郎潟東側のから「能代山本広域農道」を使って北上することにしました。交通量のやたらと多い国道7号線よりはずっと快適な道です。
この農道をトレースする上で判り難いのがこの国道7号線との交差点です。

右折して次の交差点を左折すると、広域農道の続きに入ります。

実は能代山本広域農道を走るのは3回目ですが、過去2回とも道に迷ってしまっています。あるはずの所に道がない・・・。

今回改めて現地調査してロストした原因が判りました。ツーリングマップル(2007〜2009年度版)の77ページでは上写真の交差点と広域農道が正確に描かれているのですが、82ページでは間違った道が広域農道として着色されています。まさかページによって異なるとは・・・。

いかにも東北の米どころって感じですね。前方に白神山地が見えてきました。
国道101号線  
白神山地が海に落ちるところ、国道101号線を走っていきます。
過去レポでも書いた通り、昔に比べると道の改良が進み、さほど面白いルートではなくなりつつあります。

とはいえ、海沿い区間は風情があります。

深浦の大岩  
面白そうな岩があったので、寄り道してみることにしました。

海岸から遊歩道が伸びています。あの岩まで行けるのかな。

磯の間を抜けていきます。歩いていて楽しい道です。
岩に到着。トンネルを潜り、
階段を登ると、
反対側を眺めることが出来ます。
日本海ですねー。
海に迫る面白い場所でした。
深浦駅から百メートル程の場所です。
西海岸広域農道  
R101も飽きてきたので、西海岸広域農道を探索してみることにしました。国道を走っていると写真の切り通しが視野の右端を横切ったのでUターン。
入ってみると・・・スゲー誰も走っていません。
海から2,3km離れた内陸を走ります。このあたりの地形はフラットですが、何故今まで道が無かったのかというと、所々、山から海に流れる深い谷が横切っていたからです。新設の広域農道は大規模橋梁で地形の変化をものともせず、直線的に走っていきます。
立派な広域農道です。
誰も居ないです。
交通が少ないのは、先がまだ完成していないからです。左折するとR101に戻りました。

深浦の辺りのR101は生活色が濃いので、通ると意外に時間がかかります。西海岸広域農道が完成すると、だいぶスムーズに通過出来るようになるでしょう。残距離僅か。工期はH24頃までの予定だそうです。
但し、広域農道走ると、この近辺最大の有名景勝地「千畳敷」を見ることが出来ません。

長くなったのでページを分けます。次はいよいよ龍泊ラインですPART2へどうぞ

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