ツーリングレポート

四国カルスト&阿蘇ツーリング PART3

〜2013年9月。快晴の瓶ヶ森林道、四国カルストと阿蘇、別子ライン〜

訪問日:2013年9月24日掲載日:2015年11月18日

四国から九州へ

半年ぶりの更新なので、少し時間を戻して夜10時前の国道九四フェリー待合室。

四国の西端から九州に渡るフェリーの時刻表。
佐賀関(大分県)到着は23時40分かぁ、時間遅すぎですね。
しかし台風襲来中限定の旅なので仕方ないです。
関東甲信越の方は台風で風雨が強まっている頃のはず。
建物が心配ですが、居ても危なくて何も出来ないでしょうし。

バイクの乗船が終わった後、大型トラックが入ってきます。
豊予(ほうよ)海峡を渡るニュー豊予2、総トン数699tと長距離フェリーの1/10以下の小さな船体ですが(新日本海フェリーとかは20万トン越える船もある)、意外に飲み込めるものだなぁと感心。

さすがに夜便なので中はガラガラ。疲れを癒やすには丁度いいです。
1時間ほどウトウトしている間に九州へ。

ところで、まだこの日は泊まる所を決めてませんでしたwww。
ただ大分にネットカフェが2.3件あるのは分かっていたので、
7SPOTのWIFIに手持ちのandroidタブレットを繋いで検索。

なんとか0時10分後頃、ネットカフェに投宿することが出来ました。
なお9月の九州といえど夜は寒く、ほぼ都内の冬装備相当です。
この辺、慣れない人は夏装備で来て挫折するんでしょうねぇ。

朝の大分市内。商工業都市として順調に人口集積中かつ車社会ということもあり、
市内は混雑気味で、あまり走りたくはありません。

適当に脇道や広域農道等を繋いで再びR210へ。

この交差点を左折して県道621に入ると、阿蘇・くじゅう方面。

数百メートル走って久住方面に左折すると・・・

バーン!立派な広域農道が出現します。直入庄内区域農道です。

適度なワインディングでグングン高度を上げていきます。
マップルやグーグルマップの航空写真である程度は想像していましたが、
まさかこれほど良い道とは!

トンネルを抜け橋を渡り、高度を上げていきます。

一つ目のピークに駐車場がありました。
案内板を見ると緑資源機構とありました。
広域農道にしては急カーブが続き、むしろ大規模林道的な作りだと思ったら、そういうことかと。

その後は比較的タイトなコーナーが連続します。
設計年次の古い箇所はそれなり。
しかし走って面白い道です。

直入庄内区域農道は全長120km位ある奥豊後グリーンロードの一部であり、
全部走ってる時間はないので、途中で久住高原方面に離脱することにしました。
適当に山道を抜けて・・・

ぐるっとくじゅう周遊道路にでました。

R442へ。あざみ台からの展望が雄大。

ミルクロードで大観峰へ。

駐車場は混雑していましたが、意外に歩く人は少なめ。

大観峰の真髄は歩かないと味わえないんですけどね。

大観峰の駐車場から6分ほど歩くと、岬の突端にでます。
ここからの景色が最高ですね。

大観峰は九州きっての名所なだけに、平日にもかかわらず駐車場は混雑気味。
その意味ではあまり訪れたくない所ですが、でもこの景色は見る価値があると思います。

大観峰を後にし、ミルクロードでかぶと岩展望台の少し先の菊池阿蘇スカイライン展望所へ。
ここは雄大なカルデラとバイクが一緒に写せます。

そしてラピュタへの道へ。
割りと通行止が多い印象ですが、この日は通行可になっていました。

ちょっと有名になり過ぎてしまった感がありますが(GWとか大混雑だったりするらしい)
特異な風景が楽しいところです。

景色はいいのですが、但し道の方は心もとない造りになっていますのでそのつもりで。
対向車来たらヘアピン途中でも停車必須ですし、崖っぷちの際どいところを走るので、
高所が苦手な人や、足つき等に不安がある人は突っ込まない方が無難とは思います。

箱石峠と根子岳を牧場から遠望。

高森峠旧道を走ってみました。桜が有名な場所ですが、
この時期は通る車も皆無に近く、雑草だらけ。
雑草に神経使うので、ちょっとイマイチかなと。

月廻り温泉に入浴しました。阿蘇が見えて良かったです。

らくだ山に登ってみることにしました。徒歩片道15分ほど。駐車場までの道は荒れてます。

阿蘇を南東から眺めます。

ちょっと変な場所でした。登山好きの方にしかお勧めしませんが。

阿蘇は何度か訪問しているのと、日程が足りないのでこのくらいにして、
今夜のうちに四国に渡ることにしました。

竹田に降りて岡城を訪ねてみました。天守なしの有料なので初めて訪れた時は抵抗感ありましたが。

滝廉太郎、荒城の月のモデルになった城と言われています。
明治以降は酷い荒れ城だったそうですが、今は崩れかけた石垣も修復されて、整然としています。

この延々と続く石垣は見応えあります。ただ、ここは以前冬に訪れた時の方がずっと良かったです。
9月のこの時期は一番雑草が伸びる時期、石垣が草に隠れて迫力が大幅に減ってしまっていました。
春や晩秋がお勧めのお城ですね。

奥豊後グリーンロードの続きを走ってみました。が、終点に着く頃にはすっかり夜に。
(全線走破はまた後日成功しています。その辺はまた次のツーレポで。)

フェリーで再び四国に渡ります。関西以東は台風の吹き返しの風で大荒れ、
明石海峡大橋とか風速20mとかのようなので、明日は少し四国内で時間稼ぎしてから帰路につく予定。

PART4は再び四国です。

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