ツーリングレポート

四国カルスト&阿蘇ツーリング PART4

〜2013年9月。快晴の瓶ヶ森林道、四国カルストと阿蘇、別子ライン〜

訪問日:2013年9月24日掲載日:2015年12月10日

別子銅山へ

夜中に瀬戸内の風速を見ると15mオーバー、台風の吹き返しの風です。強風の時の明石海峡大橋や瀬戸大橋の怖さといったら・・・。橋は止めて、高松からフェリーで大阪に渡ることにしました。フェリーも揺れるでしょうけど、橋の恐怖に比べたらマシですし。

台風が去るまでの時間稼ぎも兼ねて、上の地図にある通り県道47号線を走ってみることにしました。今までこの道は通る機会無かったんですよね。特にスカイラインがあるとかも聞かなかったですし。

愛媛県新居浜市の県道47号線、ループ橋でダムの上に登っていきます。

途中から分岐して、別子銅山の東平地区に向かいます。銅山までの道は狭く、車とバイクのスレ違いすら厳しい区間もあり、連休などは観光客だらけで混雑しそう。時期によってはマイントピア別子からのシャトルバス利用ということになるかも。

15分程走ると広い駐車場につきました。朝8時位だったせいか誰も居らず。

まだ誰も居ない東平を歩いていきます。なかなか雰囲気があって面白かったです。

かご電車。こんな小さくて人が乗れるのか?と思ったら。

車。

展示室に往時の写真がありました。なるほど。

東平歴史資料館を見学。無料で、さほど大きくはありませんが、良かったです。
展示はもちろん、建物の作りもいい感じでした。

県道47号線〜別子翠波はな街道を行く

別子銅山を後にし、県道47号線を登っていきます。

この道は初めてだったのですが、当たりでした。
想像以上に峠道していて、高所感でちょっと恐いほど。
ダイナミックで面白かったです。結構掘り出し物だと思います。

大永山トンネルまでは所々拡幅工事中でしたが、ほぼ2車線のくねくねしたワインディングロード。

トンネルを過ぎると、断崖絶壁を行く1.2〜1.5車線狭路が続きます。
今回は(山奥過ぎて徒歩距離が長く登山になってしまうので)行きませんでしたが、
こちら側にも数千人が住む鉱山町があったはず。
恐らく、別子銅山があったからこそ、こんな断崖絶壁の場所にも道が通っているのでしょう。

結構長いこと狭路を走った後、改良区間に出てきました。ここからは快走路。

県道6号線に合流。

まだ行ったことのない場所を求めて、翠波(すいは)高原に登ってみることにしました。
法皇トンネルの少し手前から枝道に入ると・・・

物凄い急勾配・急カーブが連続、
道幅1.8車線といったところですが、なかなか楽しい道でした。

花の名所で、シーズンには沢山の観光客が訪れるようです。
今回はオフシーズンで誰も居ませんでした。

山頂への道を見つけて登ってみました。
わざわざ目的地にする程ではありませんが、通りかかったら寄ってみるといい位の場所だと思います。

ついでに法皇スカイラインも走ってみたのですが、視界も開けずイマイチ。

あまりにつまらないので、途中で川之江に降りる道に入ったら最悪でした。

法皇トンネルに戻ってきました。スレ違い不可の狭いトンネル。脇には滝があって、面白い場所です。

R319法皇トンネルを抜けると、瀬戸内海が姿を現しました。
景色が良くて快適なワインディング、お勧めです。

このルート、別子・翠波(すいは)はな街道というそうです。

途中の展望台から。夜景が売りらしいです。

瀬戸内へと下っていきます。

これで後はフェリーに乗って帰ろうと思ったのですが、
高松東港に行ってみると、船がありません。
あれ?・・・出航時間1時間間違えて乗れませんでしたトホホ。

仕方ないので、徳島まで行って鳴門大橋・明石海峡大橋で帰ることにしました。
もしフェリーに乗れていれば、4時間程の航行時間の中で仮眠をとり、
リフレッシュした状態で信州に戻ることが出来た筈なわけで、
それが出来なかったのはちょっとショックでした。

鳴門スカイライン

台風の影響で瀬戸内海は荒れていて、海沿いでは結構潮を被ってしまいました。
新車でなくて良かった。

風の強さにびびり、鳴門スカイラインで時間を潰します。

鳴門スカイラインは線形も景色も良くていいスカイラインですが、
短くてあっという間に通りすぎてしまうのと、観光客多すぎが難点ですね。
終点の鳴門公園は賑わっていました。連休は避けたほうが良さそう。

強風に死ぬ思いで鳴門大橋を渡り淡路島へ。
淡路SAからは明石海峡大橋を望めました。
ライトアップされて綺麗ですが、風を考えると気が重い・・・。

泣きながらなんとか渡りきって、あとは高速をひた走り、信州まで帰りました。
次はもっとゆっくり四国と九州を走りたいですね。

(この年の12月にまた九州、特に鹿児島を満喫しています。レポはまた後ほど)

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