ツーリングレポート

最果ての地へ!大隅&薩摩半島ツーリング+九州の大規模林道を探る PART5

〜大隅半島東岸、佐多岬、薩摩半島、大規模林道 宇目・須木線、宇目・小国線、竹田城址を訪ねて〜

5日目 大規模林道 宇目小国線を走る+岡城跡散策

訪問日:2008年3月初旬 公開日2008.5.15

国道10号  
5日目の朝である。国道10号線で大分を目指す。

国道10号線は緑の深さが印象的、幹線国道ながら深い森の中を進む道だ。

大規模林道 宇目・小国線 宇目区間(工事中)  
その深い森に分け入ってみることにした。目指すは、本日のメインディッシュ「大規模林道 宇目・小国線」。(ツーリングマップルでは宇目小国林道と記述しているので、以下「宇目小国林道」と記します)。

国道10号線沿いの宗太郎という地区を訪ねると・・・山に伸びる林道を発見。怪しい・・・。

まだ舗装はされていないが、しっかりした路盤に真新らしいガードレールが大規模林道を予感させる。これか?
おっ、何か看板が出てるぞ。緑資源機構とある。やはり、ここが大規模林道なのか。近寄って良く読んでみーあーっ
ガッシャーン。やってしまいました。

看板読みながらガレた溝を越えられるハズもなく、あえなく転倒。

丁度マフラーやステップが溝に嵌ってしまい、えらく寝てしまったVTR。このまま起こすのは無理だろうと、すかさず荷物を全部降ろし、渾身の力を込めて起こそうとするが・・・

ガーン、起きません。

道の主である緑資源機構は、この4月1日に廃止が決まっている。そんな時に、誰かが作りかけの道を通るはずもない。バイクを起こせなければ一生ここから出られくなってしまう・・・やべ!

(注)ただし、緑資源機構の代わりに森林農地整備センターが新たに発足し、業務が移管されている。・・・それって名前が変わっただけじゃあ?

5分程格闘の末、何とか起こす事に成功。火事場の馬鹿力とは、こういう事を言うんだろう。ってVTRの乾燥重量140kgしかないんだけど・・・、下が砂利だと苦労する事もあるんだなぁ。

とりあえず看板の警告に従ってUターンすることにした。被害の方はブレーキレバーが若干曲がっただけ。

宇目〜ととろバス停  
気を取り直して、県道39号線で西を目指す。先ほどの林道を逆側からアプローチしてみるのだ。

冠雪した祖母山が見えてきた。標高1756メートル、九州山地の主峰であり、百名山に数えられる九州第三位の高峰だ。

暫し進むと、Aコープ宇目店が見えてきた(下の地図の一番右端です)。

宇目といえば宇目須木林道そして宇目小国林道の宇目である。ほんの小さな町が、九州山地を囲む(←これ重要)大規模林道の起点となっている。

宇目町の名称は市町村合併で消えてしまったのだが、名前は店舗名として残っていた。ここで昼食を調達。

↑宇目小国林道の今回走った区間。手書きなので適当だが、マップルと照合すれば道筋を追えると思う。

さらに西へ進み、国道326号線に突き当たって左折、二キロ程走ると、「ととろ入口」交差点である。右折して集落の中へ入っていくと・・・

ん、なんかいい雰囲気。昭和30年代頃に戻ったような・・・

バス停ととろに到着。サツキとメイの人形や、猫バスのパネルが置かれている。

人形やパネル作者は不明で、誰かが人知れす置いていくらしい。人知れずというのが、なかなか粋ではないか。

・・・実は、ここに来るまでトトロのバス停には期待していなかったのである。ただ単に、宇目小国林道がすぐ近くを通るので、道の目印として寄っただけなのだが・・・

いい雰囲気なのである。あの頃の風景をよくとどめている、そんな感じ。来て良かった!
大規模林道 宇目小国線 南田原区間(完成済)  
ととろ入口交差点から500メートル程北側に、先ほど転倒を喫した林道の反対側の入口がある。
凄い立派な道だ。行ってみよう!
適度なアップダウンとカーブを繰り返しながら、真新しい道が続いている。
数分走ったところで、未だお披露目前の道路看板を発見。幸い?覆っていたブルーシートが外れかかっていたため、表示を読むことが出来た。
緑資源幹線林道 宇目・小国線 宇目区間、行き先は国道10号線宗太郎とある。宗太郎とは先ほど自分が転倒した場所だ。

やはり、完成すれば国道10号線に接続するらしい。しかし緑資源機構亡き後、この看板通りに道は繋がるのだろうか?

(宇目区間は近年計画が見直され幅員7m→5mに縮小して続行が決まったハズだが・・・肝心の機構そのものが消滅するので・・・無理か?)

この先は通行止めなのでUターン。

大規模林道 宇目・小国線 宇目・三重区間(完成)  
今度は宇目小国林道を西へ向かうことにした。前方には風水画に出てきそうな岩山が出現。急坂・急カーブを重ねて稜線を目指す。

卓上調査によると、宇目小国林道は阿蘇外輪山のあたりまで伸びているハズなのだが・・・えっと、阿蘇って遙か先なんですけど・・・そんな所まで本当に行けるのだろうか?

何しろネット上でも情報が乏しく、自分で行ってみないと判らない。

稜線上を豪快にアップダウン。この区間はツーリングマップルでも色つきで表示されており、それなりに交通量があるようだ。
見晴らしも良好。走りながら祖母山に続く九州山地の山並みを楽しむ事が出来る。
地質が脆いのか施工が悪いのか、完成してからさほど経っていないと思しき路面上に落石がチラホラ。冬の終わりということで、時期的なものもあるのかもしれないが。
次第に里へと下りていく。

冬景色+曇り、加えて2日前の雨中走行でメインカメラのルミックスが故障して、予備カメラのカプリオR1V使用なので写真ではイマイチだが、肉眼ではいい景色だった。

夏に走れば緑が深くて楽しい道だと思う。

県道45号線との交差点には、巨大な石碑があった。「緑幹線林道開通記念 大分県知事 平松守彦」とある。道が要るかどうかも怪しいが、少なくとも石碑は要らないんじゃないかな?
石碑より先は路面状況が悪化。アスファルトこそ新しめだが、一面に砂利が積もっているような状態で、あまり使われている形跡が無い・・・

実際、ここから里まで一台も車を見なかった。

自由度の高さはVTR250の美点なので、小刻みにラインを変更して落石をかわしながら、それなりに楽しく走れた。

しかし、もし四輪車で行かれる方は、軍手とスコップの持参をお勧めする。落石をどかしながらでないと前に進めない可能性があるからだ。

こんな立派な道なのに・・・スコップ必須とは・・・

(四輪車や重量級バイクの場合は石碑のある交差点から県道45号線への迂回をお勧めする。桜の名所である御獄林道経由という手も考えられる。)

県道688号線に突き当たって、宇目小国林道 宇目・三重区間は終了。左折して次の区間を目指す。
県道688号線は狭い道だ。しかし所々集落があり、生活道路として使われている模様。

生活道路はこの狭さなのに、接続する大規模林道は二車線路。普通逆じゃね?

大規模林道 宇目・小国線 清川・緒方区間(完成)  
県道688号線を十分程北に進んだところで、いかにもな感じの交差点を発見。
いつもながら、狭路を起点にして、唐突に始まる幅広快走路。いやそれ、普通逆じゃ・・・。

それはともかく、大規模林道宇目・小国線、清川・緒方区間だ。

山深い山間の地に立派な道が延びている。当然、走っている車など無い。
工期が長かっただけに、古びて白線が消えかかった区間もあれば、
まだ出来たてホヤホヤの区間もある。工期が伸びるほど経費がかかるハズだが・・・。

清川・緒方区間の着工は昭和52年度、完成は平成12年度である。って、何十年かかってるんだか・・・。

大規模林道全体としては先ほど走ったとろろバス停近くの区間が一番古く、昭和49年着工である。転倒した区間が最後の工区で、平成22年度完成予定となっている。

道は、次第に険しい山岳路の様相を帯びてきた。
そりゃそうだ、九州山地の主峰、祖母山の中腹を走るのだから・・・
前方に巨大橋梁が出現。橋の袂には・・・
やっぱり「開通記念 大分県知事 平松守彦」の記念碑が・・・。
石碑はあれど、渡る人は居ない。いと勿体なし。

もう、この道は祖母山スカイラインと名付けて観光有料道路にしちゃったらどうだろう?有料にすると地図上で色つき表示になるから知名度もあがるし・・・。観光で村おこしもアリではないだろうか。

大規模林道 宇目・須木線 緒方・竹田区間(完成)  
橋を渡り、百メートル程一般県道を経由して、さらに大規模林道は続いていた。暫し急坂を登って長いトンネルをくぐると、右前方に視界が開けた。バイクを停めて支線を右に移すと・・・
阿蘇山だ!

山頂は雪雲に覆われている模様。ちょっと近づくのは無理だろう。

阿蘇を発見し、感動しながら走っていたのだが、前方にこんな看板を発見。

「2km先災害により全面通行止め」

・・・アチャー。何しろ、通る車ほとんど無いからなー。果たして豊後大野市に復旧させる気があるのかどうか?

大野川中流・上流広域農道(奥豊後グリーンロード)  
大規模林道は通行止め

だがしかし!心配は要らない。

脇道に入って里の方へと降りていくと・・・

立派な広域農道に突き当たった。
実は、大規模林道に平行して、広域農道が走っているのである。

(右の地図で大規模林道宇目小国線は点線で描かれているが、既に全通している)

大規模林道が曲がりくねっているのに対し、広域農道の方はストレート主体の伸びやかな道。祖母山の裾野を延々と寄り添って、二つの道が走っている。好みに応じてルート選択が可能だ・・・って、何じゃそりゃ?

何で二本もあるの?

農道途中にある神原渓谷大橋。立派だ!
親切なことに、二つの道が一番隣接している箇所には、この看板がある。直線ばかりの広域農道は退屈だったので、大規模林道に復帰することにした。
大規模林道から広域農道を眺めた図。これしか離れていない・・・。一本化は図れなかったんだろうか・・・。
大規模林道 宇目・須木線 緒方・竹田区間(完成)
大規模林道の方は、相変わらずのスペシャルワインディングロード。
段々雪山が近づいてきた。
大規模林道 宇目・須木線 竹田・萩区間(完成)  
県道639号を数百メートル経由して、竹田・萩区間に突入。青空が見えてきた。
宇目小国林道で唯一の観光地といえるのが、「陽目の里」キャンプ場だ(ツーリングマップルP26H5)。駐車場とトイレが有るので、ここで休憩・昼飯にするが・・・

15分居て、車一台・人一人通りませんでした。

普通、どんな田舎道でも、佇んでいると車の一台位は通過していくものだが・・・

で、やっぱりそこにあったのが、開通記念碑 「大分県知事 平松守彦」。平松さんの記念碑は宇目小国林道で3個目だ。

いやあの、記念碑不要なんじゃぁ・・・道路も不要な気が・・・。

陽目の里を過ぎると、道は阿蘇カルデラの外輪山に向けて高度を上げていく。
陽目渓谷展望所で一休み。

展望所からの風景。正面に見えるのが祖母山だ。
あの山の反対側から延々と走ってきたのだ。何て長い道程なんだ・・・。

まだ冬枯れてしまっているが、新緑の頃は美しい風景となろう。

まだワインディングは続いていた。
な、長い・・・。
最後は、県道41号線に突き当たって終了。

・・・と思ったのだが、例の緑資源機構の看板が見あたらない。終点には有るハズと思って、周囲を行ったり来たりしたのだが見つからず、諦めて広域農道に移る事にしたのだが・・・

帰宅してツーリングマップルをよくよく眺めると・・・上色見草部線(左端のオレンジ色のライン)と、高森波野線(右端の緑色のライン)を結ぶ道が見えてきません?
・・・この線形は大規模林道のような気がする。

ウガー!見落とした!制覇したと思ったのに!!

という訳で、また再訪して、緑資源機構の看板を探してみたいと思います。

(ちなみに、真ん中でクロスしているのが広域基幹林道阿蘇東部線。これも二車線快走路でほぼ完成したらしい。九州には隠れた快走路が大量にある。)

大野川上流広域農道(奥豊後グリーンロード)  
宇目小国林道から奥豊後グリーンロードにスイッチして北上していく。

グリーンロードは普通の地方道といった感じで、特筆すべき点はなかった。平野を走っては、深い谷底に降りて登って、また平野の繰り返し。

ただ、谷深く刻まれた盆地という、竹田の地形的な特徴が、実感できた。

そのまま進めば久住山の山腹を掠めて、「久住飯田南部地域開発農道」や「直入省内区域農道」といった、いかにも掘り出し物っぽい道(笑)に接続するのだが、雪が舞ってきてしまった。

仕方ないので農道探索は中止し、竹田市に向かうことにした。

県道638号線は、凄い道だった。崩れてこないのかなー。
岡城跡  
道路探索モードから観光モードにシフト。「荒城の月」で有名な岡城を訪ねてみた。

入場料300円也

天守閣も残っていない城に、入場料払うのはどうよ?と入場を迷って、一旦立ち去ろうとしたのだが・・・

入ってみると・・・・・

うわぁー・・・何だこれ、スゲー

端整に積み上げられた巨大な石垣がそびえ立つ。

大手門。エッジの効いた石垣が、絵になる光景を生んでいる。
本丸跡。城郭は明治維新後全て取り壊され、石垣が残るのみ。
小さな神社だけが、本丸跡の頂上に残っている。

竹田盆地を見下ろす。ポスターなどで良く見る風景だが、石垣の見事さはさすが。
緻密に築かれた石垣は、確かに難攻不落だったであろう。
雲が無ければ、久住連山や阿蘇山を見渡す事が出来る。絶景ナリ。

驚くべきは城の広さ。東京ドーム22個分だそうだが、延々と石垣が続いている。地形を活かしたとはいえ、どれほどの労力を費やしたのだろう・・・。

関ヶ原の戦いの直前、播磨の国から移ってきた岡藩初代藩主、中川秀成の所領は7万4千石であったという。その小大名がこれほどの城を築いた理由は何だったのだろうか。(城だけでなく、城下町も徹底的に整備している)

ちなみに、秀吉から3箇所の候補を提示され、秀成はこの地を選んだ。

石垣の突端から谷とR502を見下ろす。

これは・・・難攻不落の城だわ

西の丸御殿跡。広々とした草原になっているが、その周囲は切り立った石垣に覆われている。
城というよりは、古代遺跡といった趣がある。荒城の月が作曲された頃は荒れ果てていたようだが、近年にかけての大規模な修復で整端な姿を取り戻したらしい。まだ修復中の部分もあり、それはそれで古を感じさせる。

贅沢を言えば、荒れた部分は、そのままにして欲しい気もする。歳月を感じさせるから・・・。

近戸門から城下町へ降りる道。こんな所にまで、精緻な石垣が組まれている。
原尻の滝  
原尻の滝にもよってみた。滝上にも道が通っていて、オフシーズンの平日なのでバイクで失礼してしまった。
下流側につり橋があり、滝を正面から眺める事が出来る。水田地帯に突如として現れる滝で、緑の頃の景色は良さそう。ただ、オンシーズンは混みそうな雰囲気。
大分県佐賀関〜国道九四国フェリ〜四国〜ジャンボフェリー〜神戸〜川崎
周辺には史跡、竹田湧水群、石橋など、色々見所があるのだが、九州探索もそろそろ時間切れ。帰路につこう。

★★★

本来ならば別府からフェリーで大阪まで一気に行きたい所だが、財布の都合で小刻みに渡ることにした。

佐賀関まで走って国道九四フェリーに乗船。

さよなら九州、また探索しに来るぜ!
四国は佐多岬に上陸し、松山まで下道。そこから高速をひた走る。高松〜神戸のジャンボフェリーを使うつもりなのだ。あれなら3時間は寝られる・・・。

ETC深夜割引時間はAM0〜4時、高松中央ICから高松東港の所要時間は約20分。高松東港出航予定時刻はAM0:30、んー10分で乗船手続きは無理か?(つか予約すらしてないけど)

ぎりぎりまで迷って、高松中央ICを23:50に出る。あと10分遅ければETC深夜割引が使えるのだが・・・。

高松東港AM0時30分発、のはずが出航遅れてAM1:20発、神戸を目指す。

ジャンボフェリー

AM4:10神戸着。早朝割引を利用して西名阪を通過、無料の名阪国道を経由し、通勤時間帯割引で伊勢湾岸道を通過。
節約の為に豊田松平ICで高速を降り、R301で浜松を目指す。交通量少な目で、R1よりずっと快適。

・・・しかし貧乏な道のりだトホホ。川崎が遠い・・・。

三ヶ日から、ツーリングマップルで「みかん畑の快走路」のコメントと共に色つき表示されている、県道68号風越峠をトライしてみるが・・・

いやあのこれ、どこがみかん畑よ!昼でも薄暗い杉林じゃん。しかも、バイクと車のすれ違いさえ場所を選ぶ極狭路なんですけど・・・?・・・これで快走路??

いや、まあ全面的にお世話になってますんで、ツーリングマップル可愛いよツーリングマップル。でも誤解を招く表現は直していって欲しいなぁ・・・。

浜北からは裏道を駆使して走るが、静岡県内は山中快走路も乏しく、市街地は如何せん交通量が多すぎてウンザリ。R1バイパスは無料化以降メチャ混みだし。高速使いたい・・・と思いつつ、結局裾野まで下道で来てしまった。

夕暮れの富士山を眺める。まだ雪があんなに有る・・・九州と違って冬だ・・・。

御殿場からETC通勤割引を使用、横浜青葉IC20時頃着。最後は駆け足で、長い九州への旅を終えたのであった。ちゃんちゃん。
九州の大規模林道について
今回のレポでは、宇目須木線と宇目小国線を取り上げた訳ですが、九州にはもう一本、菊池人吉線という大規模林道があります。

実は、この3路線で九州山地をグルッと周遊してしまおうという、壮大な計画だった訳です。さすがに、実現する前に緑資源機構はポシャってしまった訳ですが、まあこんな費用対効果も滅茶苦茶な計画を立てる組織ですから・・・潰れても仕方ないでしょう。

その菊池・人吉線についてですが、実は前々回の九州ツーリングで一部区間を走っています(右写真)。この時は正体が分からず、西原村広域農道(仮称)として扱っているのですが、実は大規模林道だったという。

どうも自分は大規模林道と縁が深いようです。どうせなら徹底的に調べてやろう・・・ということで、次回の九州ツーリングでは宇目須木線の2007年開通区間と、菊池人吉線について探索したいと思います。時期としてはビーナスラインが冬季通行止めになる11月下旬〜12月初め頃を狙っています。九州なら、まだ行けるはず?

うーん、それにしても、ツーリング行けば行くほど、行きたいところが増えていってしまうという・・・。

では、また次のツーリングでお会いしましょう。

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