道央〜道北 マイナー国道・道道ツーリング

PART5 三国峠〜層雲峡〜忠別ダム〜西神楽公園キャンプ場

 訪問日:2008年6月中旬  掲載日9月1日

R273 三国峠  
雨が上がると、真っ青な青空が広がった。緑が輝いている。もしかして超絶な絶景が広がっているのでは・・・。ワクワクしながら三国峠を目指す。
樹海を渡る橋を登っていく。
三国峠に到着。
峠には小さな駐車場がある。

もちろん、ここでも十分素晴らしい展望を楽しめるのだが、あの、景色を見るために・・・

Uターンして、数百メートルほど峠を下る。

絶景ポイントはこの橋の中程にある。いくらバイクとはいえ、この狭い路肩に停車するのは気が引けたので、橋の袂にバイクを停め、少し歩いて橋の中央の撮影ポイントへと移動。視線を左に移すと・・・。

出たーっ、樹海を渡る橋だ!

スゲー!ここは本当に日本なのか!

三国峠は屈斜路湖の美幌峠と並ぶ、北海道ベストビューポイントだと思う。

それにしてもデジ一の感度設定がISO1600だったことが悔やまれる。直前の夕立が功を奏したのだろうが、夏の三国峠で、これだけクリアーな景色というのは、そうそう望めることではない気がする。もし感度設定がAUTOだったら、超絶な写真が撮れたハズなのだが・・・。

R273で層雲峡方面へと向かう。交通量も少な目で気持ちよく走れる道だ。
大雪山の眺めも素晴らしい。北海道でもベストロードの一つと言うことが出来るだろう。
層雲峡  
北見から来るR39と合流すると、交通量は飛躍的に増える。程なく層雲峡に到着。

駐車場からも流星の滝、銀河の滝の雄姿を十分に望む事が出来るのだが、

今回は双瀑台という展望台に登ってみることにした。この山の斜面のどこかに展望台があるはずだが下からは見えない。遊歩道きつそう・・・。
と思ったのだが、登るにつれてどんどん視界が開けてくるので、疲れを感じるどころではない。目は滝に釘付け。

徒歩10分ほどで双瀑台に到着。なかなかの景色である。

出来れば、あの滝の先を見てみたい。大雪山に迫ってみたい!と思ったのだが、時刻はもう夕方だった。この崖の上は次回のテーマとしよう。

(どうもロングツーリング行く度に、次のテーマ、行ってみたい場所が次々と出来てしまう。まあ、いい傾向ではあるのだが。)

R39で旭川方面に向かう。交通量のベラボウな多さが、昨日までの道とは対照的だ。
忠別ダム〜西神楽キャンプ場

夕方になってしまったが、大雪山系の主峰、旭岳2290メートルを見たくなって道道1160号線を登ってみた。
視界が開けそうな予感がして、忠別ダムに寄ってみると・・・、

こっ、これは!

ドーン!旭岳が姿を現した。6月中旬だというのに、まだ冠雪している!

忠別ダムは2007年に完成した大型の多目的ダムである。手前が重力式ダム、奥がロックフィルダムのハイブリットという珍しい形式のダムだ。
堰堤の上は散策出来るようになっていたのだが・・・

 

誰も居ませんでした。美しい夕景が展開中だというのに、景色を楽しんでいるのは自分一人だけ。勿体ない・・・。

縦長の湖のおかげで、丁度旭岳の方向に向けて視界が開けている。
何故か誰も居なかったが、大雪山系を眺める有数の展望スポットではないかと思う。


写真は朝撮影したもの

この日はツーリングマップルで紹介されていた西神楽公園キャンプ場にテントを張った。

小さなキャンプ場ではあるが、無料で、西神楽駅の裏手の森の中にあり、場所も判りやすくて買い物も便利。温泉は近くにないが、5km程旭川方面に行ったところにスーパー銭湯の御料の湯がある。入浴料は550円也。

さて、明日は朝10時小樽出航のフェリーに乗らなければいけません。残された時間は僅かでしたが、実は翌日も絶景を楽しむことが出来ました。 →PART6へ続く

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